15話 小さな嫉妬
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「名無しちゃんおはよう!」
ーー止めろ
「おはよう名無しちゃん、今日も可愛いね!」
ーー止めろ!
「名無しさん、おはようございます!」
ーー俺以外の奴が…
「皆さんおはようございます」
名無しに話しかけんじゃねぇ!
隊士達に挨拶をしたのは副長補佐官である名無し。
名無しは真選組の中で唯一の女性隊士であり、俺と同い年の18歳という若さで副長補佐を勤めていた。
屯所内でもとても明るく、誰にでも笑顔で接している名無しは皆のアイドル的存在だったため、俺を含めて誰もが彼女に恋心を抱いていた。
それは隊士達だけではなく、近藤さんや土方さんも過言ではない。
近「名無しちゃ〜ん!v」
「あ、近藤さんおはようございます」
近「おはよう名無しちゃん!
今日も一段と可愛いね♪」
「クスっ、有り難うございます
近藤さんも今日の髪型とても素敵ですよ」
近「本当!?////
いや〜名無しちゃんに朝から褒めてもらえるなんて…「何朝っぱらから鼻の下伸ばしてんだよ近藤さん」
「あ、土方さんおはようございます」
土「おぅ////」
名無しに挨拶して貰えたぐれぇでだらし無く鼻の下伸ばしやがって…。
土方の野郎は普段からあまり好きじゃねぇが、名無しと仲良く話しをしている時の奴は殺したいぐらい憎くなる。
……一度殺っておくか?
俺は愛用のバズーカを肩に担ぎ、廊下の奥から土方の野郎に照準を合わせると、いつもの様に慣れた手つきでバズーカをぶっ放した。
沖「死ねぇええ!!腐れ副長!!」
”ドカァアアン!!”
土「Σドァアアアア!!!」
へっ…今回は上手くいったか?
俺はしれっとした表情を浮かべ、土方が死んだかを確認しに行った。
.