14話 鬼ではなくストーカーです
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副長補佐と言う事もあり、普段名無しは土方と同じ部屋で彼の仕事を手伝ったりしていた。
名無しは先ほど持ってきた資料や書類等に目を通し、様々な未解決事件の事を調べていると、名無しはフッと視線を彼に向けた。
【名無しが副長補佐になれたのは、土方さんからの強い推薦があったからなんですぜィ】
【何より土方さんは本当に名無しの事惚れてやすからねぇ】
【普通の隊士として危険な場所に行かせるより、自分の目の届く範囲に名無しを置いて安心したかったんでしょう。】
副長の推薦のおかげかぁ
……確かにあのとき、私なんかが副長補佐ってことに信じられなかったもんなぁ
名無しは持っていた筆の動きがいつの間にか止まってしまい、正面にいる土方を見ていると、その視線に気づいた土方が名無しの方へと視線を向けた。
土「ん?」
「…ぁ」
土「どうかしたか?
俺の顔に何か付いてるか?」
「あ、いや…ただ副長を見ただけですよ」
土「っ!!/////
お、俺の事を見てたのか!?/////
まさか俺に惚れたとか!?
どの辺だ!!どの辺に惚れたんだ!!?/////」
「ちがぁああう!!
誰も惚れたとかそんな事話してないですよね!?∪
副長の頭の中はどれだけめでたいんですか!!」
土「違ぇのかよ
じゃあ何だよ」
「副長、子供みたいに頬を膨らましていじけないでください。
気持ち悪いですから
…ハァ〜……副長、聞いてもいいですか?」
土「何だ?
俺が一番気に入っている名無しの仕草か?」
「んなわけねぇだろう腐れマヨラ#
…そうじゃなくて、副長は何で私なんかを副長補佐にしたんですか?
先ほど総悟から、私は副長から推薦されて補佐になったんだと聞きました。
副長補佐なら私以外他にも適任はいた筈……それとも副長は私の事が好きだと言う理由だけで補佐にしたんですか?」
名無しは真剣な眼差しで土方に問いただすと、彼も先ほどまで握っていた筆をそっと置き、胸ポケトからタバコを取り出すと吹かしだした。
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