第74話 勝てる相手じゃなくても立ち向かえ!
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
ーーお願い!!
当たって!!!
”ダダダダダダダダ!!!!”
当たるかなんて分からず、無我夢中でただひたすらに鈴目掛けて乱射した。
琴音は今までに射的をした経験もなければ、弓道さへもした事が無いただの普通の女の子の為、そんな自分にあんな小さい的を狙えという方が難しく、彼女も自信なんて持っていなかった。
しかし奇跡は起きた。
”ダダダダダダダダダダ!!!”
”パァンっ!!”
焰「Σなっ!!」
高「っ!!」
「Σ!!」
ーーす、鈴が……割れ…た
琴音の撃った弾が鈴に命中すると、まさか当たると思っていなかった焰と高杉は驚きの表情を浮かべた。
「やった!!
これで銀ちゃん達も…」
”ガシッ!!”
「Σっ!!!」
焰「……小娘が……いい気になりおって#」
鈴を破壊された事でその効力が切れてしまい、琴音もこれで銀時達は安心だと思ったそのとき、額に青筋を浮かべ怒りに満ちた焰が片手で琴音の首に掴み掛かった。
”グッ”
「ゔ…クッ、はぁっ!」
焰「このままで済むと思うなよ!」
焰は琴音の首を掴んだまま、ゆっくりと腕を持ち上げると、その脚で甲板の端の方に歩き出した。
高「クソッ!
焰ァ!!いい加減にしろ!!」
”ガキィンっ!”
高杉は焰に向かって刀を振り上げると、焰は片手で軽々と高杉の攻撃を受け止めた。
焰「高杉…貴様もこのままで済まされると思わない事だ
春雨を裏切った行為は死に値するのだからな」
高「だったら受けて立ってやるよ
その前に琴音の手を離せ」
焰「ククク…そうかそんなにこの女が愛おしいか…」
”グッ”
「カハァッ!…ぁ、ゔぁ!」
END