第74話 勝てる相手じゃなくても立ち向かえ!
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高「おい…焰」
焰「やぁ高杉…もう来たのかい?」
その頃、春雨の船の甲板には高杉の姿があった。
高「準備の方はどうだ」
焰「もちろん準備は進んでいるさ
彼等にも来てもらったからね」
彼の視線の先には銀時、神楽、新八、近藤、土方、沖田の姿があった。
焰「ククク…彼等には昨晩のうちに此処へ集まってもらったよ。
…今は私の鈴で大人しくしてもらってるだけだ。
私の命令意外で彼等が動く事はない」
高「オメェがやりたい事とはこの事だったのか?」
焰「さぁ、どうなんだろうね
私は昔の借りを返すだけだ……あの戦で負けた屈辱を…。
それとも高杉、今更になって気が変わったとか言うわけじゃないだろうね?」
高「気が変わるなら此処には来ねぇ
コイツ等をどうしたいかはテメェが好きにしろ」
高杉は持っていた煙管を口につけ煙を吸い出すと、風とともに煙は空へと舞い上がっていった。
来「晋助様…琴音を連れてきたっス」
高「来たか」
焰「おはよう琴音さん
昨晩はゆっくり眠れたかな?」
「……」
焰「クスっ……まぁそんなに緊張しなくても大丈夫
今日は君に見せたいものがあってね」
「…見せたいもの?」
焰「あぁ、彼等の事だよ」
焰は自分の後ろにいる銀時達を琴音に見せると、彼女は驚きの表情を浮かべた。
「銀ちゃん!!
……何で皆が此処にいるの」
焰「昨日言っただろう…『面白いものをみせてやろう』っと…。
彼等は今私の鈴でしか言う事しか聞かない。
今此処で『殺し合え』と命令すれば、彼等は何のためらいもなく殺し合いを始めるだろう」
「っ…そ、そんな…。
貴方は銀ちゃん達にそんな事をさせる為に妙な術を使ったの!?」
焰「あぁ、そうだよ
白夜叉が傷つけば傷つく程、私の心は満たされる
それは、そこにいる高杉だって同じ気持ちだ」
「お願い!!皆を元に戻して!!」
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