第74話 勝てる相手じゃなくても立ち向かえ!
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「いやぁぁあああ!!!」
”ガバっ!”
「…ハァッ…ハァッ…ハァッ……」
ーーゆ…夢…。
悪夢にうなされていた琴音は勢いよく布団から飛び起きると、荒い息づかいで額には薄らと汗を滲ませていた。
「っ…そうか…ここ高杉の」
いつもと見慣れない部屋に一瞬此処がどこなのか分からずにいたが、昨日高杉のいる船に連れてきて貰った事を思い出した。
琴音は布団からでて障子を開けた。
窓のむこうには既に太陽が空を照らしており、東から差す日の光が琴音と室内を照らし出していた。
「…綺麗…」
”コンコン”
「…はい」
来「失礼するッス」
「…あ……貴方確か」
来「はじめましてっスね
私は来島また子っス」
「あ、私は…」
来「琴音っスよね?
この前万斉先輩から聞いてたっス
琴音は晋助様とどんな関係なんスか?」
「どんな関係でもないです!
寧ろこっちが迷惑してるんですから!!#
私は銀ちゃんの事が好きなんです!!
だから高杉の事なんてこれっぽっちも思っていません!!#」
来「そ、そうなんスか?∪」
「此処へ来たのはただ高杉と話しをする為に焰さんに連れてきてもらっただけで…」
来「焰?…もしかして春雨第十二師団の焰っスか!?」
「え…ぁ、はい」
来「そうっスか…まさかアイツ絡みとは思わなかったっス…。
ーーそれと、さっき琴音をつれて来いって晋助様にいわれたっス
」
「私を?」
来「内容は教えてくれなかったっスけど、多分行けばわかると思う」
琴音は簡単に身支度を整えると、また子の案内の元高杉の所にいく事となった。
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