第73話 先生の教えはいつまでも心に残っている
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「ひゃぁ!…ンっ…ハァッ…ぁ」
”クチュ…チュ”
突然の刺激に驚いた琴音は口を開くと、高杉はその隙に舌を口内に侵入させ、彼女の舌を絡めて口内を犯していった。
”チュ…クチュ”
「ふぅ…ン…ハァッ…んん!////」
長いキスで頭まで酸素が回らなくなった琴音は、床に崩れ落ちると、赤い顔で何度も酸素を体内に取り込もうとしていた。
「ハァッ…ハァッ…////」
高「いつもはタイミングよく邪魔が入ってくるが、今回はゆっくり楽しめそうだ。
どうせ誰も助けには来ねぇからな」
【俺は何があっても琴音を守る。】
【琴音の為なら血を流す事だって怖かねーよ!】
「……私…いつも迷ってたの」
高「……あぁ?」
「銀ちゃんを…皆を守る為には自分に何が出来るんだろうって…。
…足手まといにならない為にはどうしたら良いんだろうって…。
いつも助けられてばかりで…いつも迷惑かけてばかりで……自分が何をしなければいけないかなんて、道すら見えずに迷ってたの」
【君も道に迷ってここに流れついたんでしょう】
高「…Σっ!」
「……結局今もどうしたら良いかなんて分からない」
【私もそうです…未だに迷っている 】
「でも…分からなくたっていい」
【それでいい…】
「私はこの世界で、私の思う侍になればいいって思ったから」
【悩んで迷って…君は君の思う侍になればいい】
高「……しょ…松陽…先…生」
「…え?」
琴音の言葉をきいた高杉は、寺小屋時代の時に自分に向けて言ってくれた吉田松陽の言葉を一瞬思い出した。
高「興醒めした。
今夜はこの部屋で寝ろ……明日の朝向かえにくる」
高杉は琴音から体を離すと、そのまま部屋を出て行った。
END