第72話 一人ぐらい救世主はいるものだ!
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近「えっとじゃあ先ずは名前を聞いてもいいかい?」
「…名前………毎日…あんなに呼んでくれたのに…皆さんも私の事忘れてしまったんですね」
土「何言ってやがる
俺達はアンタと会うのは今日が初めてだ
名前知らねぇのは当然だろうが」
沖「近藤さん、この女やっぱり怪しくねぇですかィ」
「皆さんが私の事覚えてないならもういいです!
でもこれだけは聞いてください!
今日春雨の第十二師団の焰って男にあったんです!
その人は銀ちゃ……坂田銀時の事を昔から知ってるって言って来て、高杉もそれに絡んでいます!
私はどうなっても構わないけど、銀ちゃんにはあの男の存在を伝えてください」
土「春雨に高杉だと!?
おいテメェ!!
もしかして高杉の手先か!?
近藤さん!
この女一度取り調べする必要があるぜ」
沖「高杉絡みなら此処で取り押さえた方がいいでさァ」
「そんな…!」
琴音は彼等を通じて高杉や春雨の事を知ってもらおうと思っていたが、逆に土方達は琴音が高杉の手先と疑ってしまい、彼女を取り押さえようとしていた。
「違う!!
私はこの事を銀ちゃんに!!」
近「…済まないが君の言う事を信用する事は出来ない。」
「ーーーぇ」
近「もし君が本当に高杉の手先だった場合色々吐いてもらわなければいけないからね」
「まって!!
私はあんな奴等の手先なんかじゃない!!
お願い信じて!!」
沖「はいはい信じやすよ
後は取り調べ室で聞いてあげまさァ」
…そんな
…何で!………何で!!
”バンっ!!”
「「「っ!!」」」
琴音は思いっきり机に両手を付いて立ち上がった。
「近藤さん達だけはと思っていたけどもういいです!!!」
琴音は応接室から勢いよく飛び出した。
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