第71話 記憶には忘れて良いものと悪いものがある!!
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「みてみて!
昨日トシさんが元に戻ったからって事で、真選組から昨日の依頼料が振り込まれていたよ!」
神「わぁああ!本当アル!!
こんなにあるなら今日はパァアッと美味しいものでも食べたいアル!!
新「凄いですね!
これも琴音さんが頑張ったおかげですよ!!
銀さんもそう思いません!?♪」
昨日の真選組の依頼で、トッシーと一日デートをしていた琴音は無事に彼を成仏させる事が出来た。
その報酬という事で、次の日彼女の口座には真選組から報酬が振り込まれていたが、銀時だけは昨日から様子がおかしかった。
銀「ふ〜んそりゃ良かったんじゃねぇの〜?
アイツとデートして、一日イチャイチャ出来たんだしぃ
多串くんもだ〜いすきな琴音ちゃんとキスまでできたんだから本望でしょ」
「っ…何言ってるの銀ちゃん
デートはトッシーの希望だったからじゃない」
銀「でもだからといってキスまではしなくても良かったんじゃねぇの?
それとも自分に好意を持っている人なら誰とでもキスしちゃうんだ?」
「っ!……何…その言い方…。
そりゃ銀ちゃんには悪いと思ったよ!!
でも…だからって人を尻軽みたいに言わないでよ!!」
っ…そりゃトシさんや総悟と寝てしまった時点で尻軽かもしれないけど…∪
銀「琴音は俺の彼女だろ!!
俺はどんな時でも琴音の事心配してるってのに、いつも勝手に突っ走って…。
こっちの迷惑も考えた事あんのかよ!!」
「…っ!!」
神「何言ってるアルか銀ちゃん!!
琴音だってどんな時でも一生懸命頑張ってるネ!!」
新「銀さんホントに言いすぎですよ!!」
今まで喧嘩をしたことの無い二人だったが、銀時は琴音が土方にキスした事が許せなかったらしく、彼女に向かって大声を出してしまった。
そして、琴音は銀時が今までそんな風に自分の事を思っていたとは知らず、ショックから大粒の涙を流した。
「っ……そっか……迷惑だったんだね
ご、ごめんね!
私……皆に迷惑かけちゃってたね」
”バンっ!!”
琴音は小さく笑みを浮かべながら涙を流すと、彼女は勢いよく家から出て行った。
銀「…っ!」
神「琴音!!」
新「琴音さん!!
さっきのは明らかに銀さんが悪いですよ!」
銀「だって仕方ねぇだろ!!
いくら仕事とはいえ…」
…アイツが…キスするから
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