第61話 頭の中でいつもあの人の声が聞こえていた
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「じゃあ私ちょっと新作のコーナーに行ってくるわね!」
「あ、うん。
私もちょっと見てくるね」
TS●TAYAにきた二人は、それぞれ見たいコーナーに行く為に分かれると、琴音は恋愛ものの作品が置かれている所へと向かった。
新しく出たばかりの映画はとても人気があり、琴音も観てみたいと思っていたものは、既にレンタル中と書かれたパッケージだけが棚に残されていた。
「やっぱり借りられてるかぁ…。
やっとレンタル開始になったから直ぐに観てみようって思ったんだけどなぁ」
琴音は「仕方ないか」と言って諦めると、次の作品を探す事にした。
準新作や旧作の所に目を向け、一つ一つのパッケージを見ていると、棚の一番奥に一つだけパッケージの無いDVDケースが置かれてあった。
「…なんだろうこれ
何も書かれてない」
【どうせなら感動のラブストーリーがいいなぁ
……ん?…何だろこれ
この作品だけパッケージがない】
「っ!」
な、何…今の……?
何か…前にもこんな事があったような…。
「琴音〜!♪」
「っ!…ぁ…な、何?∪」
「何か見つかった?
私はもう決まったよん」
「そうなんだ?
早かったね!
私は……これにしてみようかな!」
借りる物が決まった名無しは琴音の元にやってくると、彼女の言葉でハッとした琴音は手に持っていた黒いパッケージのDVDを借りる事にした。
「何これ?
これって何の作品なの?」
「ん〜よくわかんない。
パッケージも無かったし、どんなストーリーかも書いてなかったんだよね〜」
「え!?
それって何か怖くない!?∪」
「まぁ気味悪いけど、何か気になっちゃってね。
面白くなかったら直ぐに帰せば良いんだし」
「まぁ琴音がそう言うなら…」
”〜♪〜♪”
「あ、ちょっとごめんね!」
突然名無しの携帯の着信音が鳴ると、彼女は電話に出た。
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