第70話 俺の中にはまだアイツがいた!!No2
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買い物も終わり、時間を見ると3時になっていたので、休憩がてら琴音とトッシーは近くの公園に立ち寄った。
そこでは移動販売のクレープ屋さんがあり、琴音はそこでおやつを買うと、近くのベンチに座って食べる事にした。
土「琴音氏…そ、その…疲れてないでござるか!?」
「少しだけ疲れたかな
でも休憩すればまた元気になるから」
土「……ゴメンでござる」
「え?何でトシさんが謝るの?」
土「琴音氏とこうやってデート出来た事は本当に嬉しくて夢見たいだった。
ーーでも…お店で琴音氏を危険な目に会わせてしまって…。
拙者はとても意気地なしで…弱虫で…。
かっこいい所なんて一つもなかったでござるよ
…でも拙者にくいはないから、心置きなくこの体から出て行く事が出来るでござる」
「………っ」
トッシーはニコッと笑みを浮かべると、その表情に違和感を感じた琴音は彼の手をギュッと握りしめた。
土「え!?/////琴音氏!?/////」
「トシさんは意気地なしでも弱虫でもないよ」
土「ーーえ」
「ちゃんと私の事助けてくれたじゃない
そんな貴方の姿はとてもかっこ良かったと思うよ♪
…でも嘘つきは嫌い」
土「…っ」
「くいが無いなんて嘘でしょ?
トッシーの中でまだやり残している事があるなら、ちゃんとやっておかないと、またトシさんの体に憑依しちゃうでしょ?
だから何でも言って!…ね?」
拙者の中でやり残した事…
くいが残っている事…
もし……叶うなら
土「せ…拙者………き……キスがしてみたいでござる!!/////」
「え!?…き、キス!?/////」
琴音はトッシーの希望を聞くと、顔を赤くして驚きの表情を見せた。
そして、彼のその言葉を聞いて我慢出来なくなった銀時が植え込みの中から鬼の形相で姿を現した。
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