第69話 俺の中にはまだアイツがいた!!No1
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「あ、新八君それって昨日発売されたお通ちゃんのフィギュアだよね?」
新「はい!
本当は今月厳しいから買おうかどうしようか迷ってたんですけど、限定品で生産数も少なかったんで、思い切って買っちゃいました♪」
ある日の昼下がり、琴音は銀時達にお茶を入れていると、ソファの上で上機嫌の新八がお通ちゃんのフィギュアを眺めていた。
「新八君って本当にお通ちゃん大好きなんだね」
銀「ハッ!そんな糞の役にも立たねぇもん買ってどーすんだよ。
あれか!
新八君は常にムラムラしている己のおぞましい欲を、お通ちゃんのフィギュアを下から覗き、どんなパンツを履いているのか想像する事に役立ててんのか~?」
神「淋しい男アルな
そんな事でしか女を知る事が出来ないなんて…。
新八の八は『八割り人生を損している』の八ネ」
新「そんなわけあるかぁああ!!!
僕の人生八割りも損してねぇよ!!#
つーか、そもそも僕がフィギュアを下から見るような事するわけねぇだろ!!
そういう銀さんなんか、この前結野アナのフィギュア買って指先で胸を突っついてたじゃねぇかぁああ!!!」
銀「Σバッ!!
お、お、お、俺がいつそんなことしたってんだよ!!」
神「確かに真剣な眼差しで結野アナの胸突っついてたアル」
銀「ウルァアア!!神楽ぁあ!!
テメェもいい加減な事言ってんじゃねぇぞコノヤロー!!##
琴音ちゃん違うから!!
銀さんは断じてそんな事「銀ちゃん暫く私に近づかないでね」
銀「いやぁぁぁあああああ!!!∪」
琴音はニッコリ笑みを浮かべると、神楽の後ろに身を潜め銀時と距離を離した。
大好きな琴音に拒絶され、銀時は悲鳴をあげながら涙を流していると、万事屋にインターホンの音が響いてきた。
”ピーンポーン!”
銀「ったく、この忙しい時に誰だよ!」
”ピーンポーン!”
”ピーンポーン!”
神「もしかしたらババァかもしれないネ
銀ちゃん2ヶ月家賃滞納しているから取り立てに来たアル」
”ピーンポーン!”
”ピーンポーン!”
”ピーンポーン!”
銀「ゲッ∪
だとしたら面倒だな…
よし、此処は居留守を使うぞ」
”ピーンポーン!”
”ピーンポーン!”
”ピーンポーン!”
”ピーンポーン!”
”ピーンポーン!”
銀「…ってさっきからピンポンピンポン煩ぇんだよ!!!##」
居留守をする筈だった銀時だったが、鳴り止まないインターホンに彼はブチ切れて玄関を勢いよく開けた。
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