第66話 惚れた女は相変わらず可愛かった!
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「洗濯は終わったし、回覧板も回してきた!
あとは、掃除機とお風呂掃除か」
琴音がかぶき町に戻ってきた次の日、仕事が入っていた銀時達に着いて行こうとしたが、彼から今日は留守番をしててくれと頼まれてしまった。
危険な仕事じゃない時はいつも連れて行ってくれる銀時だったが、今回は少しばかり危険な事もあるとの事だったので、琴音は渋々留守番をしていた。
テキパキと掃除を終わらせて行き、残りも後少しになった時だった。
”ピンポーン!”
”ピンポーン!”
「あれ?お客さん?」
万事屋にチャイム音が響き渡った。
次の片付けでもしようとしたとき、琴音はそれに気づき玄関先に向かうと、そこには一人の人影が映し出されており、琴音は身につけていたエプロンを外すと、パタパタと玄関にやってきた。
「はーい!」
”ガラガラ”
「っ!!…こ…琴音……殿」
「あ!桂さん!」
扉を開けるとそこには桂の姿があり、彼女の姿を見た桂は驚きの表情を浮かべていた。
桂は琴音がこちらの世界に戻ってきている事は知らなかったので、まさか万事屋に琴音がいるとは思わなかった。
しかし、久々に彼の姿を見た琴音は、感激のあまり目をキラキラさせて喜びの表情を浮かべていた。
「桂さん!
お久しぶりですね!?」
桂「あ、あぁ…本当だな。
って、何をのんきに!!
なんで琴音殿が此処に!?
いつこちらへ戻ってきたのだ!?」
「此処で立ち話も何ですから、中に入ってください!
お茶ぐらい出しますから♪」
琴音は桂の手を掴むと、引っ張る様にして部屋の中に通した。
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