第64話 女は月日が経つごとに美しくなるもんだ!!
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その時だった。
”ガラガラ”
「邪魔するぞ!
もう揃っているのか?」
店の扉が開かれ、誰が来たのかと思い琴音は振り返ると、そこには黒の隊服を身に纏い腰に刀を挿した近藤、土方、沖田の姿があった。
「「「っ!!」」」
「…っ!!……近藤さん…トシさん…総…悟」
近藤達は琴音の姿を見た瞬間、驚いた表情を浮かべた。
実際琴音が帰ってきた事を聞かされていたので、そのつもりで店にやってきたが、いざ本人の姿を前にすると、本当に帰ってきてくれたのだと実感した。
「えっと…ただいま/////
元気にしてま…キャッ!」
琴音は少し照れた様に笑いながら土方達の元に歩み寄った。
しかし、話しをしている途中琴音の体は土方の腕に寄って引っ張られ、彼の大きな胸の中に吸い込まれていった。
「ト、トシさん!?/////」
銀「だぁぁあああ!!!!!
テメェマヨラァア!!!##」
新「まぁまぁ!!銀さん落ち着いて!!∪」
琴音が土方に抱きしめられているのを見た銀時は鬼の形相で琴音を土方から引き離そうとしたが、新八は土方も彼女が好きなのは知っていたため銀時をなだめた。
「…トシ…さん?」
土「…ずっと…ずっと逢いたかった
2年間…琴音に逢えるのを待ってた」
自分よりも大きな体に包み込まれ、久々に感じる彼の温もりと彼に染み付いたタバコの香りに琴音は懐かしさを感じた。
「私も……私も皆に逢えるの待っていた
またこうやってトシさんや近藤さんや総悟に逢いたいってずっと思ってたよ」
土「…もう…いなくなったりするな
…もう…二度と」
「うん、約束するよ
もう二度といなくならない」
琴音はニコッと微笑み、土方の背中に手を回してギュッと抱きしめ返した。
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