第102話 お見舞いに来る時はメロンにしろ!
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それから少ししてある程度時間が立った頃、長居をしては琴音の体に障るとの事で真選組とお妙は帰り、新八と神楽は夕食の材料を買いにいくために彼等と一緒に出かけていった。
室内には銀時と琴音だけが残されており、先ほどの騒がしかった時間が嘘のように静かになっていた。
銀「やっと帰りやがったかアイツ等
…琴音、体調の方は大丈夫か?
煩くてゆっくりできなかったろ?」
「私は大丈夫よ
いつの間にか少しだけ楽になってるみたい
もしかしたら、たまさんが作ってくれたお粥のおかげかな」
銀「ん〜…どれどれ?」
銀時は彼女の隣に座り、その大きな手をそっと額に当てた。
「銀ちゃんの手冷たくて気持ちいい〜」
少しばかりひんやりとしている彼の手の温度に、琴音は目を閉じ気持ち良さそうにしていると今度は一瞬にして自分の唇に暖かく柔らかな感触を感じた。
”チュ”
「っ!/////
ちょ、銀ちゃん!////
移ったらどうするの!?」
「琴音が苦しむぐらいなら、そんなもん俺がいくらでも貰ってやるよ
早く元気になってくれねぇと他の奴等や、神楽や新八だって心配すんだろ
ーーーそれに…俺だっていつまでも琴音に触れる事ができねぇのは辛いしな」
「っ/////…銀ちゃん/////
…ぁ、ありがとう…////
私早く元気になるから
そ、それで…元気になったら…私も銀ちゃんの事…ギュッと抱きしめたい/////」
銀「琴音ちゃんなら今でも大歓迎なんだけどな〜v」
「元気になったらって言ったでしょ!∪」
銀「ははっ!ジョーダンに決まってんだろ
ほら、またぶり返しちまうぞ
夕飯の時間までだいぶあるから、もう一眠りして安静にしてろよ」
「うん、そうする」
琴音は布団に再度潜り込むと、布団の横から手を出してきた。
「ねぇ銀ちゃん
私が寝るまで手を繋いでくれない?」
銀「寝るまでじゃなくても、起きるまでずっと繋いでてやるよ
だから安心しろ」
「ありがとう
ーー銀ちゃん……大好き…」
そう言い残し琴音は安心しきった表情で眠りについた。
銀「そんなの…俺の方が何倍も好きだってんだコノヤロー」
END
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