第101話 無茶だと分かっていても無茶をする
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「私は此処に居る皆が、総悟が大好きよ
ーーだから大丈夫…直ぐに助けてあげるから
元に戻ったら…また私の名前を呼んでね」
琴音はニッコリと笑い彼の隙を見て、首にぶら下がっていたネックレスを思いっきり引きちぎった。
”ブチっ!”
沖「ゔぁぁああああ!!!!」
琴音が無理矢理引きちぎると、彼の元から離れたネックレスはとてつも無く黒い渦を纏うと同時に、総悟は苦しみだした。
そして彼女は銀時に向かってネックレスをそのまま空に高く投げた。
「銀ちゃん!!
これを砕いてぇぇえ!!!!」
琴音は彼が再び暴れださないよう抱きしめていた腕に力を込め、銀時は手にしていた木刀を握りしめネックレスに向かって走り出した。
銀「うぉおらぁああ!!!!
いい加減目を覚ましやがれぇぇえ!!!!」
”パキィンッ!”
銀時は力一杯宝石に向かって木刀を突き出し先端が中心を捕らえた後、その宝石は威力に耐える事ができず砕けてしまい、同時に苦しんでいた沖田の意識も失ってしまった。
近「総悟ぉ!」
土「おい!救護班を呼べ!」
沖田がその場に倒れ込んでしまうと、近藤達は急いで二人の元へと駆けつけた。
近「おい、総悟!大丈夫か!?」
「意識を失っているだけだと思うので大丈夫ですよ」
土「おい、琴音も怪我はねぇか!?」
「うん、私も大丈夫」
土「…ハァ…良かった
心配させんじゃねぇよ」
銀「右に同じだコノヤロー」
「銀ちゃん…トシさん…近藤さんも…
心配かけちゃってごめんなさい∪
でも私、自分がした事は間違ってたなんて思ってないから!」
銀「ばーか、誰も間違ってるだなんて思っちゃいねーよ」
銀時は琴音の髪をワシャワシャと撫でた。
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