第100話 主人公は絶対に死なない
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「無駄になんて…
ーー無駄になんてできるわけない!!」
近・土「「っ!」」
「銀ちゃんが!近藤さんが!トシさんが!皆が!!
私なんかの為に必死になって戦ってくれているからこそ!
守ろうとしてくれているからこそ!
同じように私も守りたいの!!
皆の戦いを無駄にできないからこそ、私も一緒に戦うの!!
総悟の目的かなんて分からないけど、危険かもしれないけど…
それでも私はこれ以上逃げる事はしたくない!!!」
彼女の眼差しは真剣そのもので、彼等に訴えた本気の言葉はその場にいた近藤、土方、そして隊士達の耳に伝わっていた。
「お願いします…トシさん、近藤さん
私にも総悟を助ける手助けをさせてください」
近「………」
「お願いします!!」
近「………分かった」
土「Σ近藤さん!?
アンタ正気か!?」
近「正直俺だって反対だ」
土「だったら!「だからといって琴音ちゃんが素直に引き下がってくれると思うか?
それにこれ以上総悟を野放しにして他の犠牲者を出したくないし、総悟の目的が琴音ちゃんなら傷つける様な事はしないはずだ」
「近藤さん!
ありがとうございます!」
近「ただし条件がある!」
「…条件?」
近「一つ、無茶はしない!
一つ、怪我をしない!
一つ、この戦いが終わったら俺とデートを…」
”ザクっ”
土方は近藤のお尻に刀を刺した。
近「ぎゃぁああ!刺さってる!
これ鞘じゃないんだけどぉお!!∪」
「…∪」
土「テメェ何どさくさに紛れて琴音をデートに誘ってんだ!##」
近「だってぇ〜!
その方がやる気でるじゃん!
何かご褒美欲しいじゃん!
俺だって琴音ちゃんとデートしたいもん!」
土「『もん!』じゃねーよ気持ち悪ぃな!#
今はそんな事より目の前の戦いに集中しろ!#」
近藤は琴音と土方の前で駄々をこねていると、彼女は小さく笑みを浮かべ口を開いた。
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