第100話 主人公は絶対に死なない
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「分かりました総悟が元に戻って、近藤さんも今の怪我が完治したらデートしましょう」
近「Σえ!?マジで!?/////」
「約束はちゃんと守りますよーーだから今は…早く総悟を何とかしないと」
琴音は総悟に向き直り視線を彼に移すと、そこには隊士達と戦っている総悟の姿があり、琴音は再び彼の名前を大声で叫んだ。
「総悟!!」
沖「……琴音」
「…何があったか分からないけど…もうこれ以上仲間を傷つけるのは止めて!
私はもう逃げも隠れもしないから!」
琴音は総悟に向かって一歩、また一歩と歩みを進めて行くと、近藤と土方は沖田の事を警戒し、そして彼女の事を心配しながら見守っていた。
ねぇ銀ちゃん
銀ちゃんならこんなときどうしてた?
木刀を手にして戦った?
私には何が出来る?
総悟のために何ができる?
「ねぇ総悟
私は何をしたら良いの?」
彼の前に来た琴音に対し、総悟はゆっくりと手を差し伸べようとしたその時、彼女の体は彼と反対方向に引っ張られると、背後に暖かな温もりと同時に嗅ぎなれた甘い臭いが鼻孔をかすめた。
銀「琴音は、ただ俺たちのために笑っていてくれたらそれでいい」
「っ!?
ぎっ…銀ちゃん!?」
近「万事屋!?」
土「お前っ!」
琴音の顔を見て小さく笑みを浮かべた銀時だったが、沖田との戦いの時にできた傷がとても痛々しく、肩から胸にかけて包帯が巻かれていたものの、そこには薄らと血が滲み出ていた。
銀「琴音…よく頑張ったな」
「っ……銀…ちゃん…」
銀「もう大丈夫だからよ
心配すんな」
銀時は目に涙を浮かべている琴音の頭にポンッと手を乗せて安心させた。
END