第100話 主人公は絶対に死なない
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「…銀ちゃん…大丈夫かな?」
病院から逃げてきた琴音は沖田から身を守る為、屯所内にある留置場の蟻の中で壁に背を預け体育座りで銀時の心配をしていた。
自分の背丈よりも10cmほど上に小さな鉄格子の小窓はあるが、陽があまり差込まない檻の中は薄暗く、彼女自身も少しばかり不安を抱いていた。
何でこんな事に…
一体総悟に何があったっていうの?
それに神楽ちゃんや新八君の事も心配だし…
できる事なら私だって何とかして総悟を止めたいけど…でも私の事を狙ってるってトシさんが言ってた。
総悟は何の目的で私の事を狙ってるんだろう
この先どうなるか分からないという不安に琴音は小さく溜め息をついていると誰かの足音が聞こえてきた。
それに気づいた琴音は土方か近藤のどちらかだろうと思っていると、薄暗い廊下の先からカツコツとこちらに近づいてくる音が徐々に大きくなった。
「だ…誰?
トシさん?…近藤さん?」
足音が近づいてくるにつれて琴音の心臓もドクンドクンと動きが早くなり、額には薄らと汗が滲んでいたが、次の瞬間聞き覚えのある声が聞こえてきた。
斎「Zっ(琴音さん大丈夫ですか?)」
「斎藤さん!」
足音の正体は以前より琴音に惚れてしまった真選組三番隊隊長の斎藤終だった。
斎藤はいつものようにフリップを手にしながら会話をすると、琴音も斎藤だと知って安心した表情を浮かべていた。
斎「Zっ(副長が琴音さんの様子を見てくるように言われました)」
「そうだったんですか
忙しいのにわざわざすみません」
斎「Zっ(いえ、俺も琴音さんの事心配だったので)」
「ありがとうございます斎藤さん
…それとゴメンなさい私のせいで皆さんまで巻き込んでしまって」
斎「Zッ!(これは琴音さんのせいじゃない!)
Zッ!(沖田隊長だってちゃんと元にもどるから!)
Zッ!(琴音さんは心配しないでください!)」
「斎藤さん……ありがとうございます
あ…でもお願いです
斎藤さんも無理だけは絶対にしないでください」
斎「Z(勿論そのつもりです)」
斎藤は小さく微笑むと、先ほどまで緊張していた琴音の表情が少し和らいだので、彼は何か飲物を持ってきますと言ってその場を離れようとしたそのとき、険しい顔つきの近藤が急いで琴音の元へとやってきた。
.
