第99話 約束
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土「今のアイツは普通じゃねぇ!
もし琴音を守れなかった場合、俺や近藤さんの時みたいに怪我でもしたらどうする!?
ーー俺は琴音を守れなかった事を一生後悔する」
「……っ
…トシ…さん」
近「そうだな…その気持ちは俺も一緒だ
…琴音ちゃん…今回は君はこの件が終わるまで屯所の奥にある留置場所に避難しててもらうよ」
「留置場所ですか?」
近「本当はそんな所に琴音ちゃんを連れて行きたくないが、総悟から確実に君を守る為には檻の中が一番安全だ」
土「あそこの檻は頑丈だし、今は誰も入っちゃいねぇから心配しなくていい
琴音悪ぃが少しの間だけ辛抱してくれねぇか?」
「………」
皆は私の為に戦ってくれてる…
守ろうとしてくれてる…
なのに私だけ安全なところで待っているだけ…
今だって銀ちゃんは戦っているのに…
土「大丈夫…必ずアイツの目を覚まさせて、戻ってくるからよ」
土方は彼女の頭にポンと手を乗せると、小さく微笑んで安心させようとしていた。
「…絶対だよ…
絶対総悟を元に戻して…
そして直ぐに戻ってきて!
私はちゃんと待っているから!」
土「当たり前だ」
「それともう1つお願い」
私は強くないから戦えないし
…足手まといになっちゃうから
こうやって待つ事しか出来ない…。
でもそれで近藤さんやトシさんが安心してくれるなら
私は待っているよ
ずっと待っているから…
ーーだからお願い…
「もうこれ以上傷つかないで!」
END