第98話 真実はこの目で見ないと信じない
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土「クソっ…まさか此処にまで来るとわな
おい総悟!テメェ一体どうしたんだ!?」
沖「…琴音を俺に渡せ
…邪魔するなら殺す」
そう言うと沖田は持っていた鞘から刀を引き抜くと、その鋭く尖った鋒を3人に向けた。
銀「へぇ〜…おたくがその気なら、こっちだって手加減しねぇぞ」
銀時は腰に刺していた木刀を引き抜き構えた。
「ま、まって皆!此処病室だよ!?
近藤さんやトシさんだって安静にしてないといけないのに!
…総悟もどうしちゃったの!?」
土「無駄だ
今の総悟は普通じゃねぇ
アイツに何を行っても無駄だ!」
沖「ーー琴音を渡せ」
銀「断るに決まってんだろ」
沖「……だったら死ね!」
”ガキィンっ!”
沖田は素早い動きで銀時に向かって刀を振り下ろすと、刃が自分の体に当たる前に木刀で受け止めた。
銀「いつも我我が侭な奴だと思っていたが、こうも我が侭だとは思わなかったぜ!」
”キィンっ!”
”ガキィンっ!”
二人の刀が交わる度に火花が飛び散り、狭い空間の中で銀時は琴音を守るのに必死だった。
土「クソっ!
刀がねぇからこれでやるしかねぇ!」
近藤と土方は自分たちの腕から点滴の管を引きちぎると、先ほどまで点滴がぶら下がっていた袋を取り、そのパイプを木刀代わりに構えた。
土「総悟ぉ!」
”キィンっ!”
近「うぉお!」
”ガキィン!”
3人の攻撃が総悟を襲うが、総悟は表情を歪める事なく彼等の攻撃を簡単に躱していた。
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