第97話 流れる涙は止まる事を知らない
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何者かにトシさんや近藤さんがやられた…。
総悟だって見つかっていない…。
それに定晴の体に付いていたあの血…。
神楽ちゃん!新八君!
お願い…!!
どうか私達の勘違いであって!!
病院から銀時のスクーターを飛ばして戻っている最中も、琴音はこの短い距離と時間がとても果てしなく長く感じていた。
ただ神楽の蹴りが新八にクリンヒットして、いつもの様に出てしまった鼻血がたまたま定晴の体に付いてしまっただけだと琴音はそう思いたかった。
スクーターを走らせてから15分後、万事屋に到着した琴音と銀時は急いで階段を駆け上がっていった。
大丈夫…!
二人は絶対に大丈夫!
玄関を開けたらいつものように「お帰りなさい!」って二人の元気な笑顔がーー
”ガラガラ!”
銀「新八!!神……ら……Σっ!!」
「Σっ!!?」
玄関の扉を開いた次の瞬間、銀時と琴音の視線の先には真っ赤な血の海と、廊下で倒れている新八と神楽の姿があった。
な…何が…
何が…あったの…?
嘘だよ…ね…?
冗談…だよね…?
銀「おい!!新八!!神楽!!」
「いやぁあああ!!!神楽ちゃん!!新八君!!」
琴音達は新八と神楽に何度も声をかけて呼びかけたが、当然のごとく二人の体はピクリとも反応しなかった。
何者かにトシさんや近藤さんがやられた…。
総悟だって見つかっていない…。
それに定晴の体に付いていたあの血…。
神楽ちゃん!新八君!
お願い…!!
どうか私達の勘違いであって!!
病院から銀時のスクーターを飛ばして戻っている最中も、琴音はこの短い距離と時間がとても果てしなく長く感じていた。
ただ神楽の蹴りが新八にクリンヒットして、いつもの様に出てしまった鼻血がたまたま定晴の体に付いてしまっただけだと琴音はそう思いたかった。
スクーターを走らせてから15分後、万事屋に到着した琴音と銀時は急いで階段を駆け上がっていった。
大丈夫…!
二人は絶対に大丈夫!
玄関を開けたらいつものように「お帰りなさい!」って二人の元気な笑顔がーー
”ガラガラ!”
銀「新八!!神……ら……Σっ!!」
「Σっ!!?」
玄関の扉を開いた次の瞬間、銀時と琴音の視線の先には真っ赤な血の海と、廊下で倒れている新八と神楽の姿があった。
な…何が…
何が…あったの…?
嘘だよ…ね…?
冗談…だよね…?
銀「おい!!新八!!神楽!!」
「いやぁあああ!!!神楽ちゃん!!新八君!!」
琴音達は新八と神楽に何度も声をかけて呼びかけたが、当然のごとく二人の体はピクリとも反応しなかった。
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