第97話 流れる涙は止まる事を知らない
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銀「おい定春こんな所で何やってんだ?
そもそも此処は病院だぞ?
ペットショップじゃねぇんだからさっさと家に…「銀ちゃん待って!!」
銀時は院内に入って来てしまった定晴を家に帰るよう言おうとしたそのとき、琴音は血相を変えて定晴に近づいた。
「定春!この血はどうしたの!?」
定「ワン!」
定晴の胴体には血液が所々についており、琴音は何処か怪我をしているんじゃないかと思い、身体のいろんな部分を確認したが目立った傷はなかった。
「よかった…どこも怪我はしてないみたい」
銀「どっかペンキでもつけて来たんじゃねぇのか?
んなことよりも何で定晴だけ此処にいるんだ?
神楽と新八は一緒じゃないのか?」
定「ワンワンワン!!」
銀「ちょっ、こんな所で吠えんじゃねぇよ!∪
つーか一体どうしたんだよ!」
定晴は銀時の着流しをグイグイと引っぱり病室の外に連れ出そうとしていると、何処か普通じゃない定晴に琴音は嫌な予感がした。
山「旦那、琴音さんこの身体についているのペンキじゃなくて血みたいですよ?」
「…え…?」
定「ワンワン!!」
「定春!神楽ちゃんと新八君に何かあったの!?」
定「ワン!」
「銀ちゃん…定晴のこの身体についている血って…もしかして…」
銀「…っ!
琴音家に戻るぞ!!」
「うん!」
まさかと思い銀時は琴音をつれて病室から出て行くと、遠くの方で山崎が二人の名前を呼ぶ声が聞こえていたが、それよりも彼等は万事屋へと急いで戻っていった。
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