第96話 ご飯は暫くお預けです
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このままじゃ新八が危ないネ!
早く銀ちゃんにこの事を伝えないと…!
神「定春!!」
定「ワンっ!」
神「此処は私が何とかするから、早く銀ちゃん達を呼んでくるアル!」
定「ワンワン!」
神「私の事は心配しなくても大丈夫ネ
だから定晴は銀ちゃん達の所に…」
定晴は今の状況を見て神楽が危ないと思い、定晴も沖田に向かって威嚇していると、神楽は定晴の頭を優しく撫でた。
ーー次の瞬間。
”ザシュ!!”
神「……っ」
神楽の背中から腹部にかけてギラリと光る刃が突き刺さっていた。
神「…ゴフッ!……ぁ……サ…ド…」
刀を引き抜くと神楽は口から血を吐き出し、力なく床へ倒れ込むと、それを見た定晴が沖田に向かってワンワンと激しく吠えだした。
沖「うるせぇ犬だ…。
テメェも…こいつらと同じように…殺してやるよ」
沖田は次の矛先を神楽から定晴にうつすと、真っ赤に染まった刀を握りしめジリジリと歩み寄ってきた。
ーーだめ…ア…ル
ハァ…この…ままじゃ…定春…まで……
神「ハァ……ハァ…定…春
はやく…銀…ちゃん…の……ハァッ…ところ…」
定「クゥ〜ン」
神「は…早く行くネ!!!」
神楽は最後の力を振り絞って定晴の身体を押すと定晴はグッと歯を噛み締め、急いで万事屋から走って外へと向かって出て行った。
神「ハァ…ハァ……定…春……。
あとは…頼ん…だ………ヨ…ーーーー。」
そして神楽の意識はどんどん薄れていった。
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