第63話 何処にもいないと焦る一方です!!
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銀「琴音ええええ!!!
どこだぁぁああああ!!!」
その頃銀時は愛する琴音の名前を叫びなからかぶき町中を探しまわっていた。
直ぐに逢えると思っていたので、近くを探していれば見つかるだろうと思っていたが、なかなか彼女に会える事が出来ず、銀時は少し焦りの色を表していた。
琴音…何処だ!!
もし本当にいるんなら
直にでも抱きしめてぇ!!
直にでも…オメェに逢いてぇ!!
彼女が行きそうな場所、前に一緒に訪れた所等を銀時は思い当たる限りしらみ潰しに探していると、前方から土方が走ってくるのが見えた。
土方と銀時はお互いそれぞれの存在に気付くと、走っていた脚を止めゆっくりと近づいた。
土「おい…志村姉から電話があった」
銀「琴音の事だろ。
ったくあのゴリラ女勝手に教えやがって」
土「見つかったのか?」
銀「いや、3丁目の団子屋まで行ったけどいなかったわ。
でもそこのオヤジさんも琴音が団子を買いにきた事は言ってたから、嘘じゃねぇってことだな」
土「そうか…手がかりは無かったのか?」
銀「琴音が行きそうな場所は片っ端から探して行ったさ。
でも何処にもいなかった。
……つーか!
一番に琴音に逢うのは俺なんだからオメェ等はちゃんと仕事してやがれ!
その前に琴音は銀さんの何だから、寧ろ来るんじゃねーよ!」
土「Σはぁ!?
何でテメェなんかに言われなくちゃいけねぇんだよ!!
それに俺はテメェと琴音の中を認めたわけじゃねぇし、諦めたつもりもねぇからな!!#」
銀「ンだと!!#
琴音は俺がいいって言って付き合ってんだよ!!
マヨラなんかに一生振り向くわけねーだろーが!!#
諦めていつもの様にマヨネーズに埋もれていやがれ!!」
土「だったらテメェは餡子に埋もれて一生出てくんじゃねぇよ!!##」
町中で銀時と土方はいつもの様に口論がヒートアップしてくると、周りの住人達は何事かと思いジロジロと二人の事を見ていた。
いつもなら琴音が二人の喧嘩を止める事が多かったのだが、今は彼等を止める者は何処にもいなかった。
その時だった。
沖「死ねぇえ!!土方ぁぁあああ!!!!」
”ドカァァアアン!!!”
土・銀「「Σどぅわぁあああああ!!!!∪」」
彼等の背後からいきなりバズーカが撃ち込まれ、それに驚いた二人はギリギリのところで砲弾をかわすと、煙の向こう側から何の悪びれた顔をしていない沖田がやってきた。
沖「いやぁ~土方さん町中で喧嘩はいけやせんぜィ。
市民に迷惑かけるのは副長たるもの御法度でさァ
だからさっさと死んで副長変わりやがれ。」
土「ソォォオオゴォォオオオ!!!#
テメェの方が一番市民に迷惑かけてんだよ!!!#
つーか今のはゼッテェ殺す気でやっただろぉおがぁああ!!!」
銀「つーかコイツだけなら未だしも、今確実に俺まで狙っていただろーがぁああ!!?
俺だって善良な一般市民なんですけどォオオ!!∪」
沖「おや、旦那いたんですかィ?
デカいハウスダストかと思って気付きやせんでした」
銀「何コイツ##
俺の事普段からそんな目で見ていたの?##」
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