第95話 怪しい人から物は貰っちゃいけません
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琴音との情事後だったので少しばかりスッキリとした表情で総悟は縁側で横になっていると、資料を片手に自室へ戻る途中の土方が総悟に声をかけた。
土「おい総悟
今日は巡察当番だろうが」
沖「あ〜…そういやそうでしたねィ
面倒くせぇ」
土「面倒くさがってんじゃねぇよ#
そういってこの前もサボってやがっただろうが
今日はちゃんと行ってこい!#」
沖「はぁ〜仕方ねぇ
そんなに行ってほしかったら『沖田様、副長の座は貴方に譲りますからどうか巡察に行ってきてはくれないでしょうか?』と地べたに頭を垂れて平伏してみろ〜」
土「ふざけんな!#
何で俺がそこまでせにゃならんのだ!!#
くだらねぇ事言ってねぇでさっさと行ってこい!!#」
沖田は小さい溜め息をつきながら「へいへい」とやる気のない返事で起き上がろうとした時、廊下の先から「トシさーん!」という最愛の人の声が聞こえてきた。
沖田はその声の持ち主が琴音と分かり視線を向けると、パタパタと土方の名前を呼びながら走ってくる姿を確認した。
「トシさん!
この資料廊下に落としてたよ!」
土「おい、そんなに走ると転ぶぞ」
”パタパタパタ”
”つるっ”
「Σきゃっ!」
沖「っ!琴音!」
土「Σ危ねぇ!」
廊下を走っていると案の定琴音は脚を滑らせてしまい前方に倒れそうになると、総悟は急いで彼女に手を伸ばし自分の身体で受け止めた。
沖「大丈夫か?」
土「だから走るなって言っただろう∪」
「あ、ありがとう/////
それとごめんね∪
私は大丈夫だから/////」
沖「クスっ…今度は気をつけろよ?」
総悟はピンと彼女の額にデコピンをして小さく笑みを浮かべると、少々痛かったのか琴音は「もうちょっと手加減してよ〜!」と薄ら目に涙を浮かべ額を摩っていた。
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