第92話 ずっとふざけた人かと思っていたが…
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定春「ワンっ!」
"ガブっ"
定春は坂本の頭にかぶりついた。
坂「あっはっはっはっ!
あ〜〜…何か目の前が真っ赤なんじゃが…。
それに何か…こう…血が抜けて行ってるような気が〜…∪」
「Σいやっ!今、現在進行形で血が噴き出していますから!!∪
坂本さんリトマス紙みたいに赤から青に変わっていますから!!∪
定春、坂本さんを放してあげてね
じゃないと坂本さん死んじゃったらここが事故物件になってお登勢さんに迷惑かけちゃうから」
定春「…ワゥ」
定晴は坂本の頭から口を放すとまるで滝のように額から血をダラダラと流し、琴音は彼にタオルを差出した。
「大丈夫ですか?」
坂「あぁ、わしは全然大丈夫じゃ!」
「大量に血を流している人の台詞には聞こえませんが、坂本さんがそういうなら大丈夫と言う事にしておきますね
えっと、それで出かけるんですよね?」
坂「ええがか!?」
「お茶屋さんぐらいでしたら全然かまいませんよ
それに最近オープンしたお茶屋さんがあって、気になってはいたんですがなかなか行く機会がなくて
坂本さんさへよければそこに行きませんか?」
坂「勿論かまわんぜよ♪
じゃあ善は急げじゃ!」
いつの間には出血も止まっており、坂本は彼女の手を引いて万事屋から出て行った。
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お茶屋さん目指して坂本は琴音と手を繋いだまま街中を歩いていると、琴音はフと彼を見上げた。
そういえば坂本さんって銀ちゃんより背高いんだなぁ〜
坂「ん?そんなにわしのこと見つめて惚れたかのぉ?♪」
彼女の視線に気付いた坂本は、横目でニヤッと笑みを浮かべた。
「Σえっ!?////…い、いや…そうじゃなくて!
坂本さんってけっこう身長あるんだなぁって思っただけですよ/////」
坂「あぁ〜、まぁ銀時達の中ではわしが一番身長が高かったかもしれんのぉ」
「どのくらいあるんですか?」
坂「ん〜…確か181cmぐらいじゃったと思うが」
「そんなにあるんですか?
私そこまで身長ないからちょっと羨ましいです」
坂「あっはっはっはっ!
琴音ちゃんは今のままが一番じゃき!
それに女子は小さいほど守ってやりたくなるもんじゃ♪」
万事屋を出てから10分後、甘味屋が立ち並ぶ通りの一角に琴音が行ってみたいと思っていた甘味屋があった。
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