九「騒がしいと思ったら……東城何をしてるんだ」




銀「ったく…お宅の変態四天王、首輪をつけてどっか近くの電柱にでも繋いどけよ」




東「何を申すか銀時殿！
私は縛られるなら首輪ではなく、こちらのロープで全身を！！
出来れば琴音殿か若に！！」






銀時達のやり取りが聞こえていたのか、屋敷から久兵衛とお妙が出てきた。





九「東城貴様は一生石灯籠に潰されていてくれ。
…それと銀時来てたのか」




「こんにちは！
九兵衛さん、お妙さん！」




妙「あら琴音ちゃんも一緒だったの？」




九「久しぶりだね琴音ちゃん
東城が迷惑をかけてすまない」





「ううん！全然大丈夫だよ∪
今日は九兵衛さんとお妙さんに渡したいものがあって♪」




妙「渡したいもの？何かしら？」





琴音は手に持っていたお土産袋を二人に渡した。




「昨日真選組の慰安旅行に行ってきたの！
それで普段お世話になっている人にお土産をねv

地域限定のお菓子なんだけど、気にいってくれるか心配で∪」




妙「まぁ！ありがとう琴音ちゃんv
でもわざわざ気を使わなくても良かったのよ？」




九「そうだよ琴音ちゃん
僕達の方こそ琴音ちゃんにはお世話になっているんだから

でもありがとう
とても嬉しいよ」




二人は琴音からのお土産を受け取ると、それを見た琴音も嬉しくなり照れ笑いを浮かべていた。




東「琴音殿！これからお時間はございますかな？
久々にお茶でもいかがですか？」




「今日は遠慮しておきます
お茶はまた日を改めてごちそうになりにきますね」




東「そうですか…。
今日は新作のコスチュームが入ったので是非琴音殿にと…「「「だからテメェ（貴様）の趣味を琴音（ちゃん）に押し付けんなぁぁああ！！！！＃＃＃＃」」」




東「Σぎゃぁあああ！！！！」






「……∪」





銀時とお妙と九兵衛によって東城は本日二度目の石灯籠を投げつけられると、暫くは彼に会わないでおこうと琴音は心に誓った。






「じ、じゃあ九兵衛さんお妙さん、私達はそろそろ帰るね！」




九「あぁ、今日は本当にありがとう
今度はゆっくり話しでもしよう」




「うん♪その時はまたお邪魔させてもらうね♪

じゃあ，銀ちゃん帰ろっか！」





銀「おぅ」








門の前まで九兵衛皆とお妙と東城に見送られ、お土産を渡す事が出来た琴音達は万事屋に帰る事にした。





「銀ちゃん…あのさ…」




銀「ん〜？」




「今度は万事屋で慰安旅行にでも行こうね♪
私、頑張って旅費を貯めるから！」



銀「お、旅行いいね〜！
またあのときみたいに皆で行こうな
ーーでも、そんときは俺も一緒に旅費を貯めるから、琴音はあまり無理すんな」




「貯めるってどうやって？」




銀「そりゃ手っ取り早くパチンコで！」





「…………さて…帰ろ帰ろ」




銀「えっ！？ちょっと琴音ちゃん！？」













END