第89話 慰安旅行へGo! No2
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土方と約束していた時間もあっという間に来たので、もう戻ってきている頃だろうと思い琴音は隣の部屋へと向かった。
”コンコン”
「トシさん?琴音だけど」
”シーン”
もしかしてまだお風呂に入っているのかな?
琴音の部屋同様に、土方のいる部屋にも家族露天風呂が備え付けられており、まだ入っているのだろうと思った琴音はもう少しして来る事にした。
「確か一回に売店があった筈だよね
そこで銀ちゃん達のお土産買って行こう♪」
財布を手にした琴音は土方がお風呂から上がってくるまでの間売店に行く事にした。
「ん〜…銀ちゃん達はどんなのが良いかな?
お菓子だと地獄の恋人…と…天国の恋人が売れているんだね〜」
売店に来るとその土地名物のお菓子や漬け物といった食品や民芸品などがあり、漬け物よりも甘いものを好む銀時達にはお菓子にしようと思っていた。
「ん〜…焼き菓子も良いけど、限定チーズケーキもおいしそう!
銀ちゃんならケーキの方が喜ぶかな?
神楽ちゃんはいつも酢昆布だからたまには違ったものが………Σあっ!これこの前テレビで紹介していた限定酢昆布!
この地域でしか売ってないから神楽ちゃん凄く残念がってたんだよね
ーーよし!これにしよう♪
新八君は……あ、これってパッケージがお通ちゃんになってる!
でもパッケージはお通ちゃんでも中身は普通のクッキーなんだよね∪
どうしよう…∪」
店員「あ、そのお通ちゃんのクッキーの中身は彼女の似顔絵がプリントされているんですよv」
「え?そうなんですか?」
店員「はい!
この商品も期間限定の商品ですので、遠くからファンの方が買いにこられたりするんです♪」
「へ〜…それなら新八君喜ぶかも!
じゃあこのクッキーとケーキと酢昆布をください!」
店員「ありがとうございます♪」
店員からの説明もあり、三人にそれぞれお土産を買う事が出来た琴音はとても満足しており、その他にもお登瀬達やお妙、九兵衛と桂に渡すお土産もそれぞれ購入していた。
「フフっ、明日渡すのが楽しみだなv
あ、もうそろそろトシさんの部屋に行ってみようかな」
あれから大分時間が経ったので、琴音は買ったお土産を一旦部屋に置くと、再度土方の部屋へと向かった。
”コンコン”
「トシさんもう上がった?」
”シーン”
”コンコン”
「トシさ〜ん!」
”シーン”
可笑しいな
何で返事が無いんだろう?
何度扉をノックしても彼からの返事は無く、可笑しいと違和感を覚えた琴音は中に入る事にした。
「トシさんいないの?
お邪魔するよ?」
勝手に入るのが申し訳ないと思いつつも、琴音はそっと扉を開けると部屋の灯りはついており、壁には彼が着ていた隊服も綺麗にかけられていた。
「トシさーん!いないの〜?」
しかし何度名前を呼んでも返事が無い上に土方の姿は何処にもなく、他に彼がいるとすればお風呂だけだったので、琴音は部屋にある露天風呂へと向かった。
あ…でももしまだお風呂に入っているだけで、何も無かったらどうしよう∪
もしそうだったら私ただの覗き魔じゃん!!∪
いや、別にやましい気持ちで開けるわけじゃないし!
ーーでも…もしトシさんから「お前ってそんな趣味があったのか?」って言われたら……∪
私…立ち直れないかも∪
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