第88話 慰安旅行へGO!No1
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近「よ〜し!諸君、今夜は宴会だ!!
飲んで騒いでもいいが……はめを外しすぎないように!」
土、沖「「お前がな#」」
「……∪」
夕食の時間になり宴会場へと隊士達が集まると、真っ黒焦げ姿の近藤がビールのジョッキを持って乾杯の挨拶をした。
テーブルの目の前にはとても豪華な料理が並べられており、とても華やかに造られている刺身の活け造りはとても迫力があった。
そう言えば前にも銀ちゃん達と皆で温泉旅行に行ったっけ♪
あの時は楽しかったなぁ
「クスっ」
沖「琴音どうかしたんですかィ?」
「あ、いや前にも銀ちゃん達と温泉にいったなぁって思ってね
あの時は総悟達もいたからビックリしたけど」
沖「あ〜…そういやそんな事もありやしたね」
琴音は目の前に置かれてある料理を一口パクリと食べると、その美味しさに顔の表情を緩めた。
土「琴音さっきは悪かったな」
「あ、トシさん
ううん、私の方こそ大声出して驚かせてゴメンね∪
近藤さんは大丈夫なの?∪」
土「ああ見えて鬱陶しいほどタフな男だから気にすんな
ほら、この酒美味いぞ」
土方は琴音が飲めるような口当たりの柔らかいお酒を持ってくると、彼女の隣に座りグラスに注ぎ込んだ。
普段お酒を飲まない琴音もこの日ばかりはグラスに注ぎ込まれる度にグビグビと胃の中に流し込んで行った。
「私ばかりじゃあれだから、今度は私がお酌して上げる♪」
土方の手からお酒を奪い取ると、近くにあったグラスに注ぎ込んだ。
「なんかこうやって皆とお酒を飲むのも悪くないかも
……こんなに毎日が楽しいなんて…夢みたい…」
沖「夢でも現実でも…そんなのどっちでもいい
ーー琴音と一緒にいられるなら俺は幸せでさァ
隣のニコチン野郎がいなければの話しだが…」
総悟は持っていたお酒をグビッと流し込み、彼女の隣にいる土方にチラッと視線を送り込むと、あからさまに「テメェは邪魔だからどっか行け」と言いた気な表情をしていた。
それに対して土方も気付いたらしく、眉間にシワを寄せてイラっとした表情を浮かべた。
土「ほぉ〜#
…だったら俺も隣にいるクソガキがいなければ最高に幸せなんだがな#」
沖「…#
…んだと土方ァ!##」
土「やんのかコルァ!##」
沖「上等だぁ!!#」
売り言葉に買い言葉ということで、沖田と土方の喧嘩は今夜もいつものように始まってしまい、琴音はどうしたらいいかオロオロしていると突然腕を引っ張られた。
”グイッ”
「Σっ!
ーーあ、山崎さん!」
山「放っておいて大丈夫ですよ琴音さん」
「え、でも∪」
山「ああなったら隊長と副長を止める事なんて我々でも無理なんですから
好きにしておいていいんです
それよりもこっちでゆっくり食事でもしたらどうですか?」
琴音は自分が先ほどまでいた席を見ると、そこは既に沖田と土方の戦場と化しており、山崎が言う通り落ち着いて食事が出来るような状況では無かった。
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