第86話 奴等は突如動き出した!
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銀時が出て行った10分後、琴音は窓の縁に腰をかけ再び外を眺めていた。
いつもの吉原は深夜であっても町中は賑わっているため、外から笑い声や怒鳴り声など聞こえてきても、たいして気にする事が無かったが今回ばかりは違っていた。
町人「おいおい大丈夫なのか?」
町人「さっき見てきたが、あっちの方がヤベェ事になっているぞ!」
町人「こっちにまで来なきゃいいけど!」
窓の外から聞こえてきた話し声に、琴音は耳を傾けると、何やら慌てている人々の姿や声が飛び込んできた。
何だろう?
何かあったのかな?
ヤバい事になっているって…
町人「おい!向こうでも爆発があったらしいぞ!!」
「っ…爆発?」
【あのねさっき爆発音が聞こえてきたんだけど】
銀【あ、あぁ〜…さっきのは沖田君が土方の野郎にバズーカを打っ放した音だよ】
「まさか銀ちゃん嘘ついて!」
さっき銀時が自分に言った事は嘘だったという事に琴音は気づくと、ここでじっとしてられないと思い、部屋から出て彼等の元に行こうとした。
しかし次の瞬間ーー。
高「よぉ」
「…Σっ!!」
部屋の襖を開けようとしたそのとき、自分が開けるよりも先に襖が開かれると、そこには不適な笑みを浮かべた高杉の姿があった。
「…た…高…杉!」
高「見惚れる程の綺麗な満月の日に、俺の目の前に美しい姫が現れるとわは」
まさか…何でここに高杉が!?
「さっき向こうで爆発がしたわ
…もしかしてアンタ達の仕業なの?」
高「春雨の奴等が『一気に手っ取り早く』とご所望だったからな
俺達はそれに応えてやったまでだ」
「まさか…薬をばらまいたの!?」
高「今夜は風もでているからな…暫くすりゃ吉原中に充満するだろう
少しぐらい体内に入っても死にやしねぇよ
せいぜい体が疼き、性欲に溺れるだけだ
…吉原には丁度いい薬だろ」
「あなた…本気で言ってるの!?」
こんなところでじっとしれられない!!
早く行かないと!!
琴音は一刻も早く部屋からでて行こうと、彼の横を横切ろうとした。
しかし、そんな事も虚しく琴音の手は高杉によって掴まれると、彼の方にそのまま体ごと引き寄せられた。
”グイッ”
「キャッ!」
高「行かせるとでも思ったか?」
「ちょっ!離して!!」
高「琴音…おめぇにも良い体験させてやるよ
この薬がいかに気持ちよくさせてくれるか…」
「いやっ!…いっ…んん〜!!」
高杉は持っていた色華美香の香り袋を琴音の口と鼻に押し付けると、驚いた琴音は彼の腕を掴んで引き離そうとした。
しかし、男の力に敵うはずが無く琴音はその薬の匂いを嗅いでしまった。
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