第85話 色気は全てを狂わせる
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月「ここ吉原は我ら百華が守っている
…ここでは貴様らの好き勝手にはさせん」
土「あぁ?何言ってやがる
吉原の自警団だか何だか知らねぇが、今回は春雨と高杉が関係してるんだ。
テメェらみたいな女子供が出る幕はねぇんだよ」
”シュン!”
”ザク!ザク!ザク!”
土「っ!!
…だぁああ!!あぶねぇえ!!∪」
彼の言った言葉が気に入らなかった月詠は土方に向かって三本のクナイを投げつけると、彼の両肩と頭上すれすれに刺さっていた。
月「何じゃ?
完全に当てたつもりだったんじゃが……外したか」
月詠はキランとひかるクナイを手に土方を睨みつけると、彼の全身からは冷や汗が流れ落ちた。
「近藤さん、今回の件高杉が関与しているって本当なんですか?」
近「あぁ、山崎がその事についても調べているよ
高杉と春雨が過激派攘夷志士に薬を売り、吉原に広めているという情報も入っている」
銀「高杉がらみか……だったら尚更俺達も大人しく身を引くわけにはいかねぇな」
土「何だと?」
銀「それに俺達は吉原から直々に依頼が来てるんでね
それに客から依頼を受けた以上、途中で投げ出すような事はしねぇんだよ俺達は」
神「そうアル!
オメェらみたいに生温ぃ仕事はしねぇんだヨ!」
沖「ま、こういうのを負け犬の遠吠えっていうんだろうな」
銀・神「んだとクソガキ!!#」
「まぁまぁ銀ちゃん達落ち着いて!∪
ここには喧嘩をしにきたわけじゃないんだから」
月「そうじゃぞ!
ぬしらが真選組の挑発に乗ってどうする」
銀「チッ…わーったよ!
ま、そう言う事だから俺達は俺達で密売人を見つけ出す!
分かったら邪魔してくんじゃねぇぞ」
そう言って銀時は土方達に向かってシッシと手を払うと、彼等のその部屋から追い出そうとしていた。
しかし次の瞬間沖田は琴音の体を自分の方に引き寄せた。
”グイッ”
「ひゃぁっ」
沖「今日この座敷で俺の相手をするのは琴音でさァ
なので俺達はこのままここで朝を過ごすんで、旦那達はこのまま部屋を出ていってくだせェ」
銀「何言ってんだクソガキ#
んな事できるわけねぇだろ#」
土「おい総悟…テメェは何寝ぼけた事抜かしてやがる#」
沖「寝ぼけてやせんぜィ
今回ここには囮捜査として来てるんで…。
時間的に他の隊の方からも、もしかしたら報告が入るかもしれねぇ
それに何処の座敷に密売人がいるかもわからねぇのに、無闇にここを出て行けば、奴等に真選組がいる事がバレるんじゃねぇんですかィ?」
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