第84話 言い出した事は責任を持て!
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銀「それに遊女って事はつまり……そう言う事なんだろ!?」
月「勿論じゃ
遊女としての囮なんじゃから当たり前だ
琴音には座敷に入ってもらいその男と接触をしてもらう」
銀「だったら尚更!!「話しは最後まで聞け!!
座敷には入ってもらうが、危険な事は絶対にさせん!
部屋の外ではわっちたちも待機しておる。
密売人がその薬を琴音に使おうとした時を見計らって取り押さえるんじゃ
ーー琴音…ぬしの意見も聞きたい
…吉原の為に手を貸してくれんか?」
月詠は琴音に意見を求め、真剣な眼差しで彼女の返事を待った。
遊女…か……。
遊女って知らない男の人と寝るって事なんだよね?
…いざという時は銀ちゃんもいるし……
ーーでも……でも……
琴音はどうしたらいいか分からず困っていると、銀時は琴音の頭を自分の胸元に引き寄せると、小さく耳元で囁いた。
銀「琴音…
……俺は琴音には危険な事をさせたくねぇ」
「…銀ちゃん」
月「琴音!頼む!!
助けてくれ!!」
「…………銀ちゃん…銀ちゃんは側にいてくれる?」
銀「…え?」
「私がもし危険な目にあいそうになったら助けてくれる?」
銀「そりゃ琴音の為なら…」
「わかった!
月詠さん、私で良ければ協力しますよ」
銀「Σなっ!」
月「何!?それは本当か!?」
琴音は月詠に協力する事を言うと、それを聞いた銀時は再び猛反対をしてきた。
銀「琴音ちゃん俺の話しちゃんと聞いてた!?
今回ばかりは銀さんは絶対絶対許さねぇから!!」
「でも銀ちゃんは私の事守ってくれるんでしょ?」
銀「…ぅ∪
……そ、それは」
「銀ちゃん…確かに今まで沢山危ない事あったかもしれないけど、今の私が此処にいるのは銀ちゃん達に守ってもらえたからだよ
ーー私は銀ちゃんを信じているから大丈夫だよ♪」
新「銀さんも琴音さんだけには勝てないみたいですね」
神「尻に敷かれた男は女の言う事に逆らえないネ」
銀「あぁん!?
俺は別に尻に敷かれてるわけじゃねぇー!!」
「クスっ……月詠さん。
そう言う事だから宜しくお願いしますね」
琴音は今回の件を引き受ける事になり、銀時はあまりその気じゃなかったが、彼女もやる気満々だったため、これ以上反対する事は無かった。
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