第82話 好き?それと愛してる?
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近「お、おい総悟…∪
あ、あれって一体どういう事なんだ?∪
何で琴音ちゃんがトシとベッタリ抱き合ってるんだ!?
ってか…えぇぇえ!!?
万事屋は!?
あいつとはどうなっちゃったの!?∪」
沖「…近藤さん、俺に聞かれても知りやせんから
でも見た感じ琴音のあれはマジって感じですぜィ
終兄さんもそう思うでしょう?」
終「…#(なんで副長なんだZ!!#
琴音さんを幸せに出来るのは俺のはず!!)」
土方の部屋の外では近藤、沖田、斉藤の三人が二人の様子を盗み見していた。
いつもは仕事が終われば自宅へ帰る琴音が、その日は土方の腕にくっついて屯所に戻ってきたため、その姿を目撃した近藤達はとても驚いていた。
近「もし万事屋と本当に別れたとしたら、琴音ちゃんってここに住む事になるのかなぁ!?」
沖「いや、だから俺は知りやせんって
…でも、もし本当に土方さんと琴音がくっつくような事になるなら、それは面白くねぇでさァ
俺だって琴音をあきらめたわけじゃねぇから、ここは直ぐにでも土方を抹殺して琴音を手に入れねぇと」
近「俺だって万事屋と別れたら、次は俺と付き合うんだって思ってたんだぞ!」
沖「いや、ゴリラは無理だ」
近「Σぇえ!?」
沖「琴音は俺の女になのが一番だから、ここは手っ取り早く…」
”ガラッ”
土「…………#
てめぇ等、人の部屋の前で何騒いでやがる#」
三人(主に沖田と近藤)の声が土方の部屋の中まで筒抜けだたらしく、沖田がバズーカを構えて照準を合わせていると、額に青筋を浮かべた土方の姿があった。
沖「…………近藤さ〜ん
こんな所にバズーカを起きっぱなしにしちゃ駄目じゃねぇですかィ」
近「Σえっ!?俺じゃないよ!!∪」
土「どー見てもそれはテメェだろうが総悟ォオ!!##
人の所為にしてんじゃねぇ!!##」
土方は鞘から刀を抜くと、それを振りながら沖田に切りかかろうとしたが、すばしっこい沖田は土方の刀をヒラリヒラリと躱していった。
すると、外の騒がしさに気づいた琴音が部屋の奥から出てきた。
「トシさん、一体どうしたの?
…あ、近藤さん達じゃないですか」
琴音は外で騒いでいたのが近藤達だとわかると、ニッコリと微笑んで土方の隣に立った。
「トシさん、また総悟に命を狙われてたの?
いつも大変だね?」
土「はぁ〜…ったくいい加減にしてもらいたいぜ#」
「総悟、副長の座を狙っているのは分かるけど、トシさんは私のとても大切な人なの。
愛する人だから、あまり虐めすぎないようにしてあげてね」
近・沖・終「「「Σっ!!」」」
近「こ…琴音ちゃん!
どうしちゃったの!?
あいつは!?万事屋はどうしたの!?」
「銀ちゃんですか?別れましたよ。
だって私今はトシさんの事を愛してるんですもん/////」
近「えぇええええ!!!」
「私、気づいたんです。
トシさんじゃなきゃ駄目なんだって/////
万年金欠変態ドS天パなんかより、強くて優しくて私の事を想ってくれるトシさんの側にいる方が、何よりも幸せなんです」
琴音はニコッと笑みを浮かべると、その彼女の表情をみた土方も優しい笑みを浮かべてそっと頭を撫でた。
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