第82話 好き?それと愛してる?
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さ「方法は一つよ。
それは相手を嫌いになる事」
新「嫌いに…ですか?」
さ「そうよ、どんなに惚れていてもその人の事嫌いになっちゃえば、薬の効力も切れて元通りになるわ」
神「なんだぁそんな事アルか
だったらさっさと琴音にあのマヨラを嫌いになってもらえばいいネ!」
新「嫌いにって言っても、そう簡単に上手く行くのかなぁ?」
銀「バカヤロー!
上手くいくかなんて、んな事ぁどーでもいいんだよ!
あのニコチン野郎からどんな事してでも、俺の愛する琴音を取り戻してみせる!!」
銀時は不敵な笑みを浮かべながら、明日琴音を取り戻しにいく事を心に決めていた。
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一方その頃真選組の屯所にやってきた琴音は、彼の部屋に来てからというもの、そっと寄り添うようにして土方の肩に寄りかかっていた。
そして、土方自身も琴音から告白されたこと自体、とても嬉しがっていたが、いざ二人っきりになると緊張で顔を赤く染めているだけだった。
「…トシさん/////」
土「なっ…何だ!?/////」
「私…こうやってトシさんの側にいられて嬉しい/////
何でもっと早く貴方の事を好きにならなかったんだろう」
土「っ!!//////」
ヤバい!
ヤバい!!
ヤバいぞコレぇぇええ!!!!/////
夢か!?
コレは夢だと思っていいのか!?
まさか琴音と両思いになれる日が来るなんて…!!
諦めないでよかったぁああああ!!//////
「トシさんどうかしたの?」
土「えっ!?
あ、い、いや!!
べべべ別に!!/////」
「クスっ、そんなに緊張しなくても大丈夫だよ
ほら、私だってトシさんと同じ気持ちなんだから////」
"ギュ"
土「Σっ!」
琴音は緊張している土方の姿を見て小さく笑うと、彼の頭を自分の胸元に引き寄せた。
「聞こえる?
私の鼓動…早いでしょ?/////
トシさんの側にいるだけで、こんなにもドキドキしてるんだよ?/////」
土「あ、あぁ/////…聞こえる
ウルセェぐらいにな
俺のと同じぐらいドキドキしてやがる」
土方は琴音から頭を放すと、今度は彼女の体を自分の方に抱き寄せた。
”グイッ”
「と、トシさん!?/////」
土「俺のも聞こえるか?
俺も、ずっと琴音が欲しいって思ってた。
…こうやって琴音の側にいられたらどんなに幸せだろうて」
「私、これからもトシさんの側にいても良いんだよね?/////」
土「あぁ、俺はもう琴音を放すつもりはねぇし、あの天パ野郎にも渡すつもりはねぇから
俺は琴音をこれからも守って行く」
「ありがとうトシさん/////
私もう銀ちゃんの事なんてこれっぽっちも好きじゃないよ。
今はトシさんだけだから」
琴音は土方の背中に腕を回し、ギュッと抱きしめると、彼も小柄な彼女の体を包み込むように抱きしめた。
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