第62話 2年後の設定はどこの漫画もやっている!
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
空を見上げれば宇宙船が飛び交い、周りを見渡せば着物を着た人や天人がそこら中にいた。
彼女の世界でははっきり言ってあり得ない景色が、今目の前に広がっており、琴音も再びトリップする事が出来た事に感激していた。
「Σあっ!!
こんな所で感激している暇なんて無い!!
今から万事屋にいかないと!!」
銀時達に合いたい気持ちを抑えきれず、琴音は直様彼等の住んでいる街へと向かった。
以前此処に住んでいる時は銀時達にいろんな所を案内してもらい、琴音も頻繁にショッピングする事があったので、都心部からかぶき町への移動手段は忘れていなかった。
「銀ちゃん!神楽ちゃん!定晴!新八君!待っててねぇ!!」
電車を乗り継ぎ、近くの駅で下りた琴音は懐かしさを感じながら、歩き慣れたかぶき町の町並みを見て回っていた。
町並みは特に大きく変わった所は無く、土方と一緒に行った食堂も銀時と一緒に行った団子屋も、沖田に連れてこられたサボリスポットも何も変わらず今でもそこにあった。
「あ、あのお店のオジさんまだいたんだ?
あ!あっちには新しいお店が出来てる!
それにしてもここはかわってないなぁ~♪
そうだ!銀ちゃん達にお土産買って行こう!」
そのまま万事屋に行っても面白くないと思った琴音は、近くの団子屋で彼等のお土産を選んでいた。
その時だった、そこにたまたま通りかかった九兵衛と妙が彼女を目撃して驚いた表情を浮かべていた。
九「た…妙ちゃん…今のって」
妙「っ…九ちゃんも……見たわよね?」
九「あぁ……あれって…紛れも無く」
「「琴音ちゃん(よ)(だ)!!」」
九「でも何で彼女が!?
琴音ちゃんは確か2年前に自分の世界に戻った筈じゃ」
妙「それは分からないけど、でも琴音ちゃんが戻ってきたのは事実よ!
早く銀さん達に教えてあげなくっちゃ!!」
団子を買っている琴音を目撃した妙達は、嬉しさのあまりその場を離れて急いで万事屋へと向かった。
.