第81話 惚れさせたもん勝ち!!
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
ふふふふ…
長かった!
実に長かったわ!!
貴方に振り向いてもらう為に…貴方の特別になる為に!!
ついに…
ついに見つけたわぁ!!
ーーそして!!
さ「究極の惚れ薬を手に入れたわよぉぉおお!!!!v」
ある日の坂田家の天井裏。
そこではいつものように愛する銀時をストーキングしている猿飛あやめの姿があった。
さ「ーー幻とされていた強力な惚れ薬…。
これを銀さんに飲ませれば、私の事を好きになてくれる事間違い無し!!/////
フフフ、全蔵に頼んで正解だったわ…
こんな強力な物はなかなか手に入る事が出来ないから、少し諦めていたけど…。
でも!…でも!!
これでやっと銀さんの●●●(ピー)と私の●●●(ピー)が●●●●●(ピーーーー)するんだわぁああ!!/////
キャーー!!/////」
天井裏でさっちゃんの興奮は冷める事無く、鼻からボタボタと鼻血を出してハァハァを荒い息づかいで身を潜めていた。
その日、銀時達は仕事で万事屋にはおらず、琴音もその日は真選組の屯所へ仕事に出ていたので、その場にはさっちゃんただ一人だけだった。
「銀さんは疲れて帰ってくるから、栄養ドリンクと勘違いして絶対に飲むにきまってるわ!」
さっちゃんは懐から栄養ドリンクに似た瓶を取り出すと、それを冷蔵庫の中に入れた。
「フフフv
さぁ銀さん!!早く帰ってきて!!
そして早くこの惚れ薬を飲むのよv
銀さんがこれを飲んで私に惚れてくれれば、あの琴音って女をこの家から追い出す事が出来る!v
そして……そして!!」
銀【さっちゃん……いやマイハニー
俺は何で今までこの眩く美しい存在に気付かなかったんだ。
琴音とは直ぐにでも別れる!
だから俺だけのマイハニーになってくれないか?】
サ【銀さん…/////
いや、マイダーリン/////
私、ずっと貴方の側にいるわ!】
見つめ合う二人、そして貴方のその死んだ魚のような目には私だけが映し出され…。
近づいてくるその唇を…
唇を…!!
サ「きゃぁぁあああああ!!!/////
駄目よそんないきなりキスだなんてぇぇええ!!!/////」
ふふふふv
銀さんがこれさへ飲めば、私の明るい未来は直ぐそこよぉぉおおお!!!!!//////
さっちゃんは顔を赤くし、妄想の中で銀時との甘いシーンを繰り広げていると、そのドリンクの瓶を急いで冷蔵庫の中に忍び込ませた。
サ「これでよし!
後は銀さんがこれを飲んで、私の事を見てくれれば」
ニヤッと不敵な笑みをさっちゃんが浮かべているときだった。
.