第80話 彼女さんを僕にください!!
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終「……(坂田さん、今回は貴方にお願いがあって参りましたZ)」
銀「や、語尾の「Z」はもういらないZっ!」
新「銀さん、また「Z」が移ってますから。
それよりも斉藤さん。
銀さんにお願いって何ですか?」
終「…(単刀直入にお話しするZ
琴音さんを僕にください!!!)」
銀「……は?」
新「……え?」
神「……ん?」
「……へ?」
「「「「Σええぇぇえええええええ!!!!!」」」」
突然の斉藤の話しに、銀時達は今度は驚きの声をあげた。
銀「え、え〜っと…おい、アフロ∪#
テメェマジで意味わかんねぇから!
アフロ語で言われても、ちゃんと地球語で言ってくんねぇと銀さん理解出来ねぇから……#」
「ぎ、銀ちゃん声は平常心を保とうとしても、すでに木刀に手を伸ばそうとしているから!!∪」
新「銀さん落ち着いてください!!∪
と、取りあえず斉藤さんの話しを詳しく聞きましょうよ!∪」
斉藤の言葉に怒りを露にした銀時を落ち着かせる為に、全員で彼をなだめていると、斉藤は再びスケッチブックに文字を書き出した。
終「…(僕は屯所で琴音さんに出会ってからというものの、彼女の優しさ、可愛らしさ、暖かさに引かれ、心を奪われてしまったんだZ!
こんな無口な僕に対して、まともに屯所の中で相手をしてくれるのは琴音さんだけ……
誰にでも優しい琴音さんを見ていたら、僕は恋をしてしまったんだZ!
でも琴音さんが貴方と付き合っていると知って……。
それでも僕はどうしても諦めきれなかったんだZ!
坂田さん!!
僕にはどうしても琴音さんが必要なんだZ!!
だから琴音さんを僕にください!!)」
斉藤は自分の思いを彼等に伝える為にスケッチブックに何枚も書きなぐっていくと、斉藤の真剣な思いを見た銀時は小さく溜め息を吐くと、琴音が淹れてくれたお茶を一口流し込んだ。
ーーそして
銀「やらぁぁぁあああああん!!!!!##」
”ガシャァーン!!”
銀時は昭和のお父さんみたいにテーブルを思いっきりひっくり返すと、目から血の涙を流し、額には青筋を浮かべ、鬼ならぬ悪魔のような形相をしていた。
銀「ウルァアア!!アフロォオ!!!##
テメェそれは寝言か!?
夢か現実か分からなくなっちまってんじゃねぇの!?
『琴音さんを僕にください』だぁ!?##
俺は琴音のオヤジでもなけりゃ、妹思いの兄貴でもねぇんだよ!!##
彼氏なんだよ!か・れ・し!!
彼氏って意味分かってんの!?
アフロ語でも意味通じんの!?
そんなフワッフワでボリューミーな綿あめを頭に乗っけてる奴に琴音を渡すわけねぇーだろ!!」
神「綿あめなら、このアフロじゃなく銀ちゃんの方ネ」
銀「俺の事は今どーでもいいんだよ!!##
つーか、おめぇがアフロじゃなくても琴音はやらねぇ!!#」
終「…(坂田さん、僕の頭は綿あめじゃないですよ)」
銀「…んなこたぁ知ってんだよ!!!##
つーかそこ重要じゃねぇーし!!#」
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