第79話 無口でも恋愛だってするんだぁああ!!
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
近藤の部屋をでてきた琴音と斉藤は二人で医務室へと来ると、琴音は彼をベッドに座らせ、戸棚から救急箱を取り出した。
琴音は彼の手に巻かれてあった包帯をゆっくり解いていくと、今朝手当てした怪我が姿を現し、血は止まっていたが傷はまだ痛々しく残っていた。
「血は止まっているみたいですね」
琴音は手の甲についていた消毒液を清水で綺麗に洗い流すと、傷に触れないように優しくガーゼで水滴を拭き取っていった。
「斉藤さんの手って本当に綺麗ですよね」
終「…っ」
「って、これを言うのは今日が二度目ですね」
終「っ/////」
「私の好きな人もそうなんです」
終「…っ!?」
「どんなに刀を握ってようと、どんなに戦いで傷つこうと、私の大好きな彼の手はいつも綺麗なんです。
何もしていない手だから綺麗とか、そんなんじゃなくて…。
何かを必死になって守ろうとしている手だからこそ、そこにその人の思いが詰まっているんです……守ってきた証があるんです。
私はそんな人の手はとても綺麗だって思っちゃうんですよ
だから斉藤さんの手も、沢山の物を守って戦った分、綺麗だなって思っちゃうんです」
琴音は話しをしている間もテキパキと手当を終わらせると、そんな彼女とは反対に斉藤は少し落ち込んだ表情を浮かべていた。
そして、斉藤は医務室のデスクにあったメモ用紙にペンを走らせると、それを琴音に見せた。
「ん?何ですか?」
終【琴音さんの好きな人って誰なんですか?】
「そっかぁ、ここの皆は当たり前の様に知っていますけど、斉藤さんは知りませんでしたね!
私、万事屋銀ちゃんって所に住んでて、そこの坂田銀時っていう人と付き合ってるんですよ/////」
終「Σっ!!(ガーン)」
斉藤は琴音に彼氏がいて、尚かつ一緒に住んでいると言う事を知り、かなりショックを受けてしまった。
「フフっ、でも銀ちゃんってどうしようもない万年金欠甘党天パだから、彼女の私としても色々苦労もあったりするんですけどね」
琴音は小さく笑いながら、救急箱を元あった場所になおしていたが、斉藤の耳にはそんな言葉は一切入ってこなかった。
「じゃあ怪我お大事に!
私はまだ他の仕事がありますので戻りますね!」
琴音はニッコリと笑って医務室から出て行くと、一人その場に残された斉藤は怒りのオーラを纏っていた。
そして、その場にあったメモ帳に「坂田銀時殺す」を、まるで漢字の書き取り練習の様にずらずらと書き込んでいっていた。
【同時刻ごろ万事屋では】
銀「っ!!」(ゾクゥっ)
新「銀さんどうかしましたか?」
銀「あ…いや∪
今一瞬寒気が……。」
END
