第77話 やっぱり自分の体が一番居心地がいいものだ!
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屯所に戻ってきた二人は、あまり回りにバレない様にする為に部屋から出る事を控え、出来るだけ助け合って過ごす事を約束した。
「はぁ〜…それにしてもお互い窮屈だな∪」
土(琴音)「今だけは仕方ないよ。
それに私、今だけはトシさんになれてちょっと楽しんじゃってるんだよねv」
土方(琴音)はニコッと笑みを浮かべると、それを見た琴音(土方)は小さく溜め息をついた。
「琴音…∪
すまねぇ…俺の顔でそんな笑顔で言われてもスッゲェ微妙だ∪
つーか表情も座り方も気持ち悪ぃ∪」
土(琴音)「あ、ゴメン∪
…っていうか、そういうトシさんも座り方気をつけてよ!
私胡座なんかかかないんだから∪」
「……ぁ……悪ィ∪」
土(琴音)「やっぱり不便だね∪」
二人はお互いの不便さを感じ取ると、肩から項垂れる様に溜め息を突いた。
どうしたものかと悩んでいる間にも、時間はどんどん過ぎていき、気づけば空には夜空を照らし出す満月が顔を出していた。
時間がたつと当然生理現象は起こるもので、体が入れ替わった二人にもそれは訪れてきた。
「………な…なぁ琴音∪」
土(琴音)「なに……ト、トシさん∪」
「その……厠に…行きてぇんだが…∪」
土(琴音)「き、奇遇…だね∪……私も…∪」
ずっと我慢していた二人は、とうとう限界を向かえてしまったらしく、お互い額には冷や汗が滲み出ていた。
このままじゃ体を悪くしてしまうと思い、取りあえずお手洗いに向かう事となった。
土(琴音)「い、いい?トシさん!
私が拭いてあげるから、トシさんは何があっても絶対に目隠しを取らないでね!/////」
土方(琴音)は琴音(土方)に目隠しと、音を聞かれたくないという理由で耳栓まで付けると、一旦個室の外で待つ事にした。
その時だった。
「あ、副長お疲れ様です!」
土(琴音)「え?…あ、お疲れ様です!」
「副長個室の前で何やってるんスか?」
土(琴音)「Σえ?…あ、いや、何もやってないですよ!∪」
「…え?∪
副長何かいつもと様子が違うんスけど、どうかしました?∪」
トイレの個室前で琴音(土方)の事を待っていた琴音だったが、運悪く他の隊士が入ってきてしまった。
しかし、普段の土方と何か接し方や話し方に隊士は違和感を感じると、ヤバいと思った土方(琴音)は少し慌てていた。
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