第13話 お団子日和
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「…ーーーーーっ」
……誰?
「………(ニヤッ)」
……蝶………煙管?
…鋭い眼光……
「…ほぉ…俺を見て逃げねぇとは大した女だな」
「っ…!」(ゾクゥ)
何…この悪寒
寒気はこの人から?……何者なの?
「…あ、…貴方…誰?」
「ククク…逃げねぇんじゃなくて、逃げられなかっただけか」
琴音は目の前にいる片目の男に今まで感じた事のない違和感を覚えると、全身に鳥肌がたち目を逸らしたくても逸らす事すら出来なかった。
冷たい視線…
逃げないと…逃げないと!
でも何故か動けない……
銀ちゃん……助けて
「…ぎ……銀…ちゃん…」
「ほぅ…銀時の知り合いか……ククク…こんな良い女がいたとわな」
琴音が銀時の名前を出した事で彼の知り合いだと解ると、その片目の男は不適な笑みを浮かべながら琴音に近づいてきた。
「いい目をしてやがる…銀時には勿体ねぇな」
男は琴音の前まで来るとそっと頬に触れ、しなやかな指先で彼女の顎をクイっと上に上げると、嫌でも男と視線を合わせる格好になった。
「ぎ…銀ちゃんを知って…るの?………貴方は……誰?」
「そうだな、この際だから教えといてやる
俺は…高杉晋助だ」
「……っ…!」
(今江戸で通り魔が出ている)
(高杉が関係しているんじゃねぇかと)
「たか……す…ぎ……」
この人が
END