第13話 お団子日和
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「私も行きたい!」
銀「だぁ~め」
「何で!?」
銀「危ないから!」
今日は久しぶりに仕事が入り、銀時たちは出かける準備をしていると、琴音も行きたいと言い出し、連れて行った貰おうと言ってはみたものの、銀時はダメの一点張りだった。
「だってペットを探すだけなんでしょ?
それなら私にだって出来るもん!」
銀「そりゃ、確かにペット探しなら危ねぇことはないが、今回はただのペット探しじゃねーんだよ」
「…ん?
じゃあなんのペットなの?」
銀「あのバカ皇子のペットだ」
新「銀さん…ハタ皇子です∪…まぁバカで十分ですけど」
神「バカ以外なんの取り柄もないただのバカネ」
「なんかもうただの悪口になってる気が∪」
銀「まぁ、そんなバカのペット探しっつーことだ。
そんな危ねぇところに琴音は行かせられないの
だから今日は大人しく留守番をしててくれ……な?」
銀時は不満気な表情を浮かべている琴音の顔を見て少し苦笑いをすると、彼女のそんな表情すらも可愛いなぁと思い、クシャッと頭を撫でた。
「…分かった……今日はお留守番してる」
新「すみません琴音さん
直に終わらせて帰ってきますので」
「ううん!私も我が侭言ってごめんね。
皆気をつけていってきてね」
琴音一人残して、三人は「行ってきます」と万事屋を出て行くと、一瞬にして室内に静けさが漂ってきた。
はぁ~……私って本当に何の役にも立たない
皆は強いし…
そういえば本では銀ちゃんも新八君も神楽ちゃんも…
皆自分の強さをちゃんと持っている
チャランポランに見えて本当はしっかりしてるんだよね
私も皆みたいに強かったら、銀ちゃんも私を連れて行ってくれるのかな?
琴音は部屋で片付けモノをしながら、少しばかり憂鬱な気持ちになっていたが、そんな事を考えてても何も変わり和しないとおもった琴音は、軽く頬をパンパンと叩いて、自分に渇を入れた。
「あ、どうせ銀ちゃん達がいないならちょっと散歩にでも行ってこようかな。
皆疲れて帰ってくると思うし、銀ちゃんならお団子とかあったら喜びそうv」
皆の喜ぶ顔を想像した琴音は片付けを急いで済ませ、出かける準備をするとその脚で外へと向かった。
.