土「……なぁ」



「…っ…な、何？」




先に沈黙を破ったのは土方だった。



土「元気がねぇけど何かあったか？」



「っ！//////」



土方はそっと琴音の頬に手を添えると、琴音は一瞬ドキッとした。

気付かれないように普段通りにしているつもりだったが、土方には通用せず、その鋭い目で見られていると全てを見透かされてしまうそうな気がした。




「わ、私は別に…「何かあるなら俺を頼れ」



「…っ」



土「何かあったら俺が守ってやる……だからそんなに無理して笑うな」




異世界から来たなんて言ったら



拒絶される？



嫌われる？



気持ち悪がられる？



信じてもらえない？






……でも…言わなかったら…後悔しちゃうのかな？






「…土方さん」



土「ん？…どうした」





「わ…私……総悟に好きだって…言われたの/////」



土「…っ…そうか……でも言ったはずだ。
『何があっても俺の気持ちは変わらない』って」




「……違うの！
…私……２人にそんな風に思われてて凄く嬉しかった……でも私…大事な事２人に話してない」





琴音は土方から離れると彼の隣に座り直し、緊張しているせいか若干手と声が震えていた。










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