第9話 手洗いうがいは欠かさずするべし!!
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その後の琴音はとても大忙しだった。
病人は他にも沢山居たので、他の隊士のところに言って薬を飲ませたり、新しい着物を用意したりと猫の手も借りたいぐらいバタバタと屯所内を走り回っていた。
しかし、そんな中彼女の働きを見ていた他の隊士達も、仕事をやりつつ琴音の手伝いを率先して手伝い始め、1人でやっていたときより、スムーズに進める事が出来た。
「琴音ちゃん、次は何をしたら良いかな?」
「この薬は食後に飲ませていいの?」
「さっき用意してくれた食事は持って行ったよ♪」
「変わりに洗濯物洗っておいたから安心してv」
今日一日だけで沢山の隊士と関わり、話したりする事によっていろんな人たちと仲良くなる事が出来た琴音は、あっという間に屯所のアイドルとなった。
そうしている間にも時間はあっという間に過ぎて行き、ほっと一息ついた頃には日も落ちて夜になっていた。
「あ、山崎さん!お疲れ様です」
山「琴音ちゃんこそお疲れ様。
仕事の方はどう?」
「はい、皆さんとても優しくて、その上手伝ってくださるので助かっています♪」
山「それはよかった♪
良かったら僕にも手伝わせてくれないかな?
今日の仕事は殆ど終わっちゃったしね」
「ありがとうございます!
…じゃあ、近藤さんのところにお薬とお着替えを持って行ってもらって宜しいですか?
多分汗をかいてると思いますので」
山「うん、分かった」
「あ、それと夕食も作っておきましたから、良かったら食べてください。
元気な方達は体力をつけておかないといけないので、今夜は生姜焼きにしてみました」
山「ほんと!?
琴音ちゃんの料理は凄く美味しいから楽しみだよ♪
あとで頂くね!」
山崎は琴音から着替えの浴衣と薬を受け取ると、彼女と別れて近藤の部屋へと向かった。
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