第8話 人の話しは最後まで聞け
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銀時が渋々帰った後、沖田は朝一の巡回へと行き、土方は琴音を部屋へと案内した。
長い廊下を歩きつつ、土方にアル程度の部屋を案内してもらったが、屯所は思った以上に広く、全てを把握するのに時間がかかるかと思った。
土「琴音の部屋は俺の隣だ
何かあったらいつでも来い」
「ありがとうございます土方さん!頑張りますね♪」
土「無理だけはすんなよ
……そ、…それと……敬語じゃなくて良い
別に俺の部下ってわけでもねーんだから」
「え?……わ、わかった
じゃあ敬語は使わないね!」
土方さんってアニメと一緒でちょっと近寄りがたいって感じのイメージだなぁ
でも銀さんや総悟といるときは……
…クスっ…何だか楽しそう♪
「あ、土方さんはこれからお仕事じゃないの?」
土「いや、今日は琴音に仕事の説明と屯所の案内が俺の仕事だ。
それに今の状態じゃろくに仕事も出来やしねぇからな」
「早く皆良くなるといいんだけど…私もその為に頑張らなきゃ!」
土「じゃあ早速で悪ぃが、近藤さんに朝食を作ってくれねぇか?
あ、近藤さんはこの真選組の局長だ」
(うん、ゴリラだよね)
土「…∪
今…何か思ったか?」
「え!?う、ううん!何でもない!
で、そお近藤さんって人に朝食でしょ?」
土「あぁ、風邪が酷くてここ何日かまともに食事をしてねぇんだ。
クスリは飲ませてるが…」
「それじゃ栄養も付かないよね。
消化にいい雑炊を作って持って行くよ♪」
土「分かった。
出来たら教えてくれ、部屋に案内する」
荷物を簡単に整理した琴音は、先ほど土方に教えてもらった食堂の場所を思い出し、廊下を進んで行った。
そもそも真選組自体女性が居る事がないので、途中何人かの隊士に会うと、すれ違う人皆顔を赤くして琴音の事を見ていた。
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