第59話 退職届
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沖「……こんな冗談は辞めてくだせェ」
「…総…悟」
沖「……なんでィ…タイムリミットって…。
そんなもん信じられるわけねぇだろ
琴音にしては冗談がつまらねぇでさァ」
「ごめん総悟……冗談で退職届なんてだせないよ。
私は本当に明日…」
沖「俺は認めねぇ…
……帰るだと?
ふざけんじゃねぇ!!
琴音のいる世界は此処だ!!
元の世界なんて知るか!!」
近「おちつけ総悟!!」
近藤は怒りで声を張り上げる沖田を背後から止めに入った。
沖「これからも俺の事見てくれるんじゃ無かったのかよ!!
何処にも行かないって言ったのは琴音じゃねぇか!!
この世界からいなくならねぇって言ったのも琴音じゃねぇか!!
なのに約束破るのかよ!!!」
「っ…!……総悟」
沖「クソっ!!
俺は絶対認めやせんから!!」
近「あ、総悟!!」
沖田は近藤の腕を振り払って部屋を出て行ってしまった。
彼の出て行った部屋には一瞬にして静けさが室内を包み込み、琴音は総悟の出て行った所を悲し気な表情で見つめていた。
土「……悪ぃ琴音
俺も今回ばかりは総悟側だ」
「…え」
土「正直…すげぇ動揺している
琴音を帰したくねぇのも事実だし信じられねぇ……。
……だが今の俺じゃ…どうしていいのわからねぇ…。
すまねぇが…頭冷やしてくる」
沖田同様に土方も近藤の部屋を出て行ってしまった。
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