第59話 退職届
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
そのころ真選組では仕事を終え、近藤、土方、沖田の三人は近藤の部屋で寛いでいた。
近「今日は満月だな」
土「あぁ、こんなに綺麗に見えるのは久々じゃねぇか?」
近「そうだなぁ!
こんな満月の日にはかぐや姫が月に帰ってしまうかもなぁ」
土「近藤さん…あんた顔に似合わずロマンチストなんだな?∪」
沖「俺的にはかぐや姫じゃ無く土方さんが月に逝ってしまえばいいと思ってやすぜィ」
土「…テメェ#
その逝くは確実に俺に死ねってことだよな##」
沖「やだなぁ土方さん
何で分かったんですかィ?」
土「テメェの思ってる事なんて丸わかりなんだよ!!#」
いつもの様に二人の喧嘩が始まろうとしたその時だった。
廊下の方から隊士が声をかけてきた。
「局長宜しいでしょうか?」
近「おう、どうした?」
「琴音さんかお見えになっております」
土「琴音が?」
近「入れてくれ」
琴音が来ているという事を聞き、近藤は中に通させると、障子の向こうには琴音の姿があった。
「夜遅くにすみません」
近「琴音ちゃんじゃないか。
俺たちは別にいいが、こんな時間にどうしたんだい?」
「今日はお話があってきました」
土「話し?明日じゃ駄目な話しなのか?」
「うん、今日じゃなきゃ駄目なの。
それに近藤さんだけじゃなく、トシさんや総悟にも話しておきたいことだったから」
いつもと雰囲気が違う事に違和感を覚えた三人は、彼女を室内に入れると、琴音は差出された座布団に座った。
近「あ、今お茶を「いえ、お茶は結構です。
話しが終わったら帰りますから」
沖「で、その話しとはなんですかィ?」
.