第58話 カウントダウン開始
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
新「あれ?
このDVD何も映りませんね」
神「デッキ壊れているアルか?」
「いや、そんな事は無い筈なんだけど…」
銀「ほらぁー!!やっぱりこれ呪いのビデオなんだよ!!
だからヤバいって言ったじゃん!!」
「…ん〜…じゃああそこに置いていたのってお店側が捨てる為に置いていたのかなぁ?」
琴音は「仕方ないか」と言ってDVDを取り出そうとした次の瞬間、今まで砂嵐がおさまり破面が真っ白に切り替わった。
「あ、今度は白くなった。
もしかしたら今から始まるのかも!」
DVDをデッキが読み込んでいる最中だったのかとおもい、琴音は再びソファに座り直すと、今度は画面に文字が現れた。
そしてその文字の下には【24:00:00】という表記があらわれ、カウントダウンが始まった。
『お帰りの時間です』
【23:59:59】
【23:59:58】
【23:59:57】
「「「「……?」」」」
銀「お帰りの時間?
んだぁ?もう終わったのか?これ」
新「いや、そんな筈は」
神「じゃあ何アルかこれ」
…お帰りの時間
っ……あぁ…そうか
このカウントダウンは
「………っ」
昨日からの不安感、何とも言えないこの思い……
そうか……この事だったんだ
今まで長くこの世界にいたから気づかなかった
いや…気づこうとしなかった。
私に取って終わりが来たんだ。
END