第58話 カウントダウン開始
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「銀ちゃんはどこにいるんだろ?」
銀時が普段どんな映画を観るのか、今まで知らなかった琴音はいろんなコーナーを見てみた。
しかしアニメのコーナーもアクションのコーナーも、ドラマのコーナーも見てみたが彼の姿は何処にもなく、見つける事が出来なかった。
「おかしいなぁ…銀ちゃん怖いものは嫌いだからホラー系のコーナーには確実にいない事は分かってるんだけど、なんで何処にもいないんだろ」
…ん~…もしかしてあまりDVDに興味がないから店を出ちゃったとか?
いや、でもそれなら一言言ってから出て行くと思うけど
辺りをキョロキョロと見渡していると、彼女の視線の先に『R18コーナー』と書かれたのれんを奥に発見した。
……まさかここ?
琴音は大人だたため、そののれんを潜り入っていくと、そこには真剣な表情でパケージとにらめっこをしている銀時の姿があった。
……∪
やっぱり…ここにいた
つーかエロDVDのパッケージ片手に何真剣に見てんの∪
琴音は呆れた表情を浮かべ、そっと背後から彼に近づくと、そのパッケージのタイトルを声に出した。
「巨乳プリンセスの乱交生活」
銀「Σどわぁぁあああ!!!
び、び、ビックリしたぁ!
つーか未成年がこんな所に入ってきちゃいけません!!」
「いや私もう成人しているから!!」
銀「成人していても心が中二のままなら、それは大人とは言えねぇんだよ」
「へ~…だったら銀ちゃんは尚更出入り禁止だよね」
銀「バカヤロウ!
俺は心はそうでも下半身は常に暴れるクンだから別にいいんだよ」
「いや、全く意味分かんないよそれ!
ってかDVD借りにきてるのになんでこんな所にいるのよ!」
銀「何でってこれだって立派なDVDじゃねーか!
男のロマンの宝庫なんだぞ!
それにだな!俺はエロDVDで欲求不満を解消する様な淋しい男じゃありませんからねー!」
「じゃあ何なのよ」
銀「このDVDの中から琴音に出来そうなプレーを探して…「その時点で悪質な欲求不満の塊じゃないのよぉぉおおおお!!!!//////」
"バチィーン!!"
「Σぐはぁああ!!」
琴音は銀時の頬に思いっきりビンタをお見舞いした。
「銀ちゃん、もしそのDVD借りようとしたら私家を出て行くからね
二度と銀ちゃんの所には戻ってこないからね」
琴音は倒れている銀時を置いてアダルトコーナーを後にした。
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