第58話 カウントダウン開始
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「そう言えば他の人ってどんなものを借りにいったのかな?」
琴音は散らばっていった皆を探しに店内を歩き回ると、アクション・パニック系の映画のコーナーから神楽の声が聞こえてきた。
神「やっぱりこの映画はもう一度観たいネ!」
「神楽ちゃん。
何を借りようとしている?」
神「琴音!
これアル!」
神楽は1枚のDVDケースを琴音に見せた。
「『ジェラシーック・パーク』?」
これって…どう見てもジュラシッ●パークだよね?∪
あの恐竜映画だよね?∪
「えっと…これどんな映画なの?∪」
神「女同士のジェラシーが渦巻く純愛映画ネ!♪
一人の男の為に何人もの女が嫉妬と妬み取り憑かれ、サバイバル方式で勝ち進んでいく内容アル!」
「いや、これどう見ても純愛じゃないよね!?∪
っていうかジェラシーに取り憑かれている時点で純愛でも何でもないから!!∪
サバイバルの勝ち抜きの時点でバトル●ワイヤルだから!!」
神「でも一度観るとクセになる面白さネ♪
他にもMIB(メン・イン・バカ)とかゴジラVSオジバとか!
どれも名作映画ネ」
「因にそのゴジラVSオジバって何?∪」
神「ん?これアルか?
ゴジラとオジバの頂上決戦の映画ネ!」
「ゴジラは分かるんだけど、オジバって何?」
神「オジバはオジさんみたいなオバさんのことアル♪
化粧気もなく、また毎日テレビを見ながら煎餅に食らい付き、口の周りに薄らヒゲをはやして声にも女性らしさがない人の事を言うネ」
「へ〜……で、そのオジバは何をするの?」
神「ゴジラと戦うアル」
「Σ一般市民と大怪獣の戦い!?
いや、どう見ても結果オジバ負けるでしょ!!∪
踏みつぶされてあっという間に終わるでしょ!!∪
つーかテレビを見ながら煎餅にかじりついてる時点で戦うき全くないでしょ!!∪」
神「それは戦ってみないと分からないネ」
……∪
なんだかとてもシュールな映画だなぁ∪
「琴音は何か借りたいの見つかったアルか?」
「ううん。
今探している最中なんだ
私も他の所見て来るね!」
そう言って琴音は次のコーナーへと向かった。
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