第58話 カウントダウン開始
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海から帰ってきた次の日、仕事も入っておらず暇な時間を過ごしていた万事屋は、ただボーッとしているだけだった。
琴音自身も女中の仕事は今日はお休みだったので、家で掃除や洗濯を新八と一緒にやっていた。
新「昨日の海は楽しかったですが、今日は打って変わって暇ですね」
「いつも仕事の依頼が入ってくるわけじゃないからね~」
銀「んだぁ~
それは銀さんに対する当てつけかぁ?
そりゃ俺だって仕事がありゃいつだってやりてえよ
でも依頼がないんじゃ仕方ねぇだろー」
神「だったら死ぬ物狂いで仕事探してこいヨ、この駄目天パ。
今のこの万事屋を支えてんのは殆ど琴音なんだからな」
銀「大食いチャイナ娘に言われたくねぇんだよ!#
殆どテメェの食費で消えてんだぞコノヤロー!!#」
新「あと銀さんのパチンコ代ですけどね」
「まぁまぁ、喧嘩しないで。
そんなに暇なら皆でDVDでも借りにいってみない?
もしかしたら面白い新作が出ているかもしれないよ?」
琴音は洗濯物をたとみながら提案すると、「DVDかぁ」と銀時は考えた。
銀「そういや此処最近レンタルなんてしてねぇな」
新「言われれば僕も映画とか見てませんでした」
神「じゃあ今から皆で行ってみるアル!」
「うん!決まりだね♪」
今日の予定が決まった万事屋は準備を整えると、早速街のレンタルビデオショップに向かった。
***********
「いらっしゃいませ~!」
ショップにつくと、店内には沢山の種類のDVDが置かれ、テンションの上がった4人はそれぞれが見たい映画のコーナーに散らばっていった。
そして琴音もこの世界に来てDVDは勿論見た事がなかったので、どんなものがあるのかとワクワクしながら陳列棚に目を向けた。
「へ~…この世界のDVDも私の世界とあまりかわらないんだ
ん?…これって『千と昌夫の金隠し』?
で、こっちが『崖の上にみの』?」
……………∪
いやいやいやいや!!
これどう見てもジブリ!!
ジブリじゃん!!あの有名なジブリ作品がメチャメチャパロディーみたいな扱いになってるし!!∪
宮崎●先生に怒られるよ!?
崖の上のみのってただの、みの●んたじゃん!!∪
「この世界の人物設定ってめちゃくちゃだとは思っていたけど…まさか此処までだとは思わなかった∪」
そういって琴音は手に持っていたDVDケースをそっと棚にしまった。
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